「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史」を観ました

オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史DVD-BOX」を観ているんだけど,内容が濃いいですなあ。

濃厚すぎて一遍には観れなかったんですが,もう少しでやっと終わりそうです。



オリバー・ストーン自身,歴史をとても勉強したそうで,確かに知らなかったことがいくつもありました。

客観性の高い資料に基づくものとはいえ,もちろん,これはオリバー・ストーンの目を通した一つの見方でしかないけれど,なぜ彼の映画のテーマが反戦色が強いのかとか,そういう結論に至ったのかということが,少し理解できました。

第一次世界大戦,第二次世界大戦という状況下で,それぞれの歴代大統領が行った事には,日本との戦争で行った大都市に対しての空襲,原爆投下,その後の冷戦を生み出した政策など,とても興味深い視点も含まれています。

冷戦時代のソ連,ヨーロッパ,キューバ,南米,中東でのCIAの活動が,結果的にイスラム原理主義を生み出して強化したことは皮肉な話。

大統領が犯罪を犯しても,次の大統領が赦免すれば罪に問われる事も無い。実際にニクソンはそうでしたし,レーガンは知らなかったと言い張り,現場で関わった担当者が罪を被る。そして,次の政権で恩赦され,重要ポストにつく。

ともすれば,陰謀論にも近い話の連続なのですが,その当時の貴重な映像,本人達の発言などが,オリバー・ストーンのナレーションの主張を裏付ける形になってます。




日本に関しての記述については不完全で,やや不正確な表現に終わる箇所もあり,オリバー・ストーンのように歴史をしっかりと学ぼうという立場の人からしてみても,その当時のアメリカには日本やアジアに関する客観的な資料が無かった,あるいは,圧倒的に少なかった,であろうことが想像出来ます。

ただ,その当時,日本人や他のアジアの有色人種をどのように考えていたのか,ということについては,モノクロの映像や音声コメントから,よく知る事が出来ます。

折しも,オバマ大統領が広島を訪問するという,このタイミング。

原爆投下については,いろんな思いがあると思いますが,見ておいて損は無いと思います。

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