価格の下がった、定番NASキット「Synology DiskStation DS216j」を導入してみました

MacBook Pro 2016を半年使ってみて、必要とする諸作業はなんとか捌(さば)けることがわかったので、Mac環境も整理ちう。
とりあえず、長い間、メインマシンだったMac Proは、最近はメディア・サーバー/バックアップとして使っていることが、ほとんどだったので、それじゃあ、もうNASに置き換えたらいいんじゃないかと。

NASは以前から定評のあった、Synologyの2ベイキット「DS216j」がいいかなーと思っていた矢先、CPU速度が強化された新しいモデル「DS218j」が発売になり、そのため今は「DS216j」がやや安くなったわけです。

旧モデルになったDS216j

今なら、お得な価格の旧モデルも、強化された最新モデルも選べる。

新モデルのDS218j

さて、どっちにするかなー、メディアサーバーであれば上位版の「DS216play」の方がいいかなー、とか、諸々考えてみたんですが、まずは使い勝手を知りたい、ということで、価格が下がってお得になった「DS216j」を導入してみました。

「DS216j」に関しては、各所から、いろいろ記事が出てるので、そちらで参照してもらうとして、とりあえず全体の仕組みを理解して、一旦データを移してしまえば、かなり便利に簡単に使えると思います。

基本機能だけなら、半日でセットアップできました。

設定と管理を行うDSMのUIがまだ慣れないのですが、iOSデバイスからの各種ファイルの閲覧/編集環境(無料アプリ)は、よく整備されていると思います。

いずれもパスワード/Touch ID対応で、「設定>パスコードの構成」から設定できます。

今のところ、よく使ってる機能は以下のようなインプレッションです。

全体の管理アプリ:DiskStation Manager (DSM)

ウェブブラウザ経由で動作するオペレーティング・システム。

RAID環境やセキュリティなどシステム設定、アプリのインストールなどを行います。

ウェブサーバーとか、システムとか、ある程度わかっている人はサクサクいけるんだろうなと思います。ボクはそれほど詳しくは無くて、わからない言葉も多いけど、検索して確認しながら設定完了。
外からアクセスするための設定のウィザードとかもあります。

いろいろできるんですが、UIがWindowsやらLinuxやらな方向で慣れませんなあ。

動画環境:Video Station

DSM同様にウェブブラウザで表示も可能。
けど、iPad mini 2でアクセスすることの方がはるかに多いので、早速、iOSアプリ「DS video – Synology Inc.」を使って視聴。

動画はサイズが大きなものは再生時に一瞬止まることもあります。
これはローカルLAN環境でも、です。
だいたい、1GB以内だったら大丈夫かな。

これ以上のサイズの動画をよく再生する場合には、ハードウェアベースのコード変換エンジンを搭載している「Playシリーズ」の方がいいのかなと思います。

データはFinderからマウントして、ドラッグコピーしていったのですが、最初サムネイルが表示されなくて焦りました。が、コピーし終わるとインデックスが作成され、サムネイルも表示されるようになります。
iOSアプリ側で、よく使うのはフォルダ表示。
ちなみに、最初に表示されるアジア系の番組/映画はダミーデータで、設定から「表示しない」を選べば消えます。

ネガティブなポイントは、視聴の時にファイルを指定して、プレビュー画面から、もう一回プレイを押さないと再生されないところ。
あと、いくつかのファイルはファイル名がタイトルに反映されないとかいう現象もあります。

この辺は改善してほしいですな。

写真環境:Photo Station

こちらもiOSアプリ「DS photo – Synology Inc.」があって、外からでも見ることできます。

マニュアル曰く、”写真はアップロードの際に「Photo Station」上で追加するようにすれば、アップロードするときにパソコン側のCPUでサムネイル処理をするのでベターだよ”、ということだったので、その通りにしてみると、動画よりも簡単にサムネイルが表示されるようになりました。

でも、その後、Finder上でのドラッグコピーもして見ましたが、体感では、それほど違いはないかもしれない。

まあ、動画の場合、サイズも大きいですしね。
写真はサイズが小さいから、処理速度もそれほど必要ないのかもと思います。

GIFは再生可能。サムネイルも動きます。
おもしろGIFを保存していると和みますなw。

なお、フォルダ内に写真とPDFが混在している場合に、PDFは表示されません。
うちの場合には、結構このパターンがあるので、後述の「File Station」の方が良く使うことになるのかも。

ファイル管理アプリ:File Station

いわゆるファイル管理アプリで、ビューアー機能もあり、すべてのフォルダ/ディレクトリにあるファイルを見て整理することができます。

写真も動画もPDFも見れるので、普段はこっちを使うことが多くなるかな。

これも、iOSアプリ「DS file – Synology Inc.」があって、使い勝手はウェブブラウザ経由よりも使いやすいと思います。

最初に引っかかったところ。

ちょっと二度手間になったのは、ドライブの設置でした。

最初に設置したHDDが同じ容量ではなく、1ベイ:3GB、2ベイ:2GBにしてみたのですが、初期設定では2台に並列でミラーリングして、万が一のデータ損失を防ぐ「RAID 1」になっていて、最大使用容量が2台のHDDのうち、容量の少ない方に合わせるようになるため、2GBマックスになってしまったんですな。

これは後で変更できないようで(もしかしたら、方法はあるのかも)、一回リセットして、とりあえず3GBのHDD単体で再構築。

まあ、再構築といっても、各種設定を行うDSM上でリセットして、電源を落とし、HDDを外して、DSM環境を再インストールするのに小一時間くらいでしょうか。
そんなには大変じゃなかったです。

iOSデバイスユーザーにはいいかもなNASキット

というわけで、SynologyのNASキットは最初のNASキットとしては、良い感じなのではないでしょうか。全体にポジティブな印象です。

さらに機能が欲しい場合には、DSMからインストールすれば使えるようになりますし、サードパーティ製有料アプリもあります。

よく出てくるのは、Evernote替わりに使う人が多いという「Note Station」、Dropboxなどとの同期を行う「Cloud Sync」、iTunes音楽ファイルをひとまとめにできる「iTunes Server」、ホームデバイスで再生できるようにする「メディアサーバー」などですね。

ただ、ボクはほかのNAS製品を知りませんので(nasneはあるけど、torne専用)、もっと高機能なものもあるかも。

あるかも、なんですが、iOSアプリがそこそこしっかりしていることを考えると、iPhone/iPadからの利用比率が高い人であれば、2万円前後の「DS216j」「DS218j」の費用対効果は高いじゃないかと思いました。



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