英Privacy International、Facebookにセンシティブなデータ送信を行うAndroidアプリのリストを公開
ロンドンのPrivacy Internationalが、Android OSにおけるユーザーデータ転送の調査結果として「Investigating Apps interactions with Facebook on Android」を公開しています。
同団体によると、調査したアプリの64%以上がFacebookに対して、ユーザーがアプリを立ち上げた時にデータを送信しているとのことです。
これは、Facebookアカウントを所有している/していないに関わらず、また、Facebookにログインしているかどうかにも関わらずに行うとされています。
また、いくつかのアプリでは非常に詳細なデータ、時にはセンシティブな内容を含むデータを日常的に送信しているとしています。
「Investigating Apps interactions with Facebook on Android | Privacy International」では、調査を行なったアプリ名とテスト内容も公開されており、「Spotify Music」「Shazam」「Indeed Job Search」「The Weather Channel: Local Forecast & Weather Maps」がデータ転送を行なっているアプリとしてリストアップされています。
なお、調査を行い、データ転送が見られなかったアプリとしては、「Dropbox」「Clean Master – Antivirus, Cleaner & Booster」「Opera Browser」「Period Tracker, My Calendar」「Candy Crush Saga」などがリストアップされています。