iPhone Xパーツサプライヤーが11〜12月に収益減少の見込み。2018Q1のiPhone X出荷目標値が下方修正か。

DIGITIMESが、iPhone Xパーツの製造がスローダウンしているという、サプライチェーン筋からの情報を伝えています。

Component demand for iPhone X weakening, say sources

iPhone X用のオーダーは9月、10月で大規模だったものの、11月は事前予想を30%下回る数字で、12月はさらに少なくなる可能性があるとされています。

情報筋では、Appleは2018年第一四半期の出荷目標の数字を少なく修正したのかもしれないとみており、歩留まりが悪かったパーツの製造が改善してきたこととも関連があり、事前予約時には5〜6週だった出荷日が1〜2週に変更されていることも兆候としてみています。

Appleのキーコンポーネント・サプライヤーであるLargan Precisionは、11月の成長率はわずか0.05%で、12月は注文の取り下げがあるために、さらに減少する見込みとのことです。

この他のサプライメーカーも同じ兆候を示しており、シャシーメーカーのCatcher Technologyは10.4%ダウン、タッチパネルメーカーのGeneral Interface Solution (GIS) は15.53%ダウンとなっています。

このように2018年第一四半期の出荷数は少なくなるという兆候が出ているものの、出荷数としては、2017年第一四半期よりも増える見込みであることも合わせて伝えられています。


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