Other Interests(そろそろ花粉/薬物報道/JASRAC,音楽教室からも使用料)

花粉シーズン is coming.

今年は花粉対策のアレルギー症状を緩和する飲み薬をすでに用意済み。
去年は飲み始めるのが遅くて,薬の効き目が悪かったので,今年は症状が出る前に飲み始めようと,てぐすねひいて待っている状態デス。



tenki.jpの花粉情報では,まだ兆候は無いけど,体感ではあと1週間くらいかなと思っているのですが,どんなものでしょうか。



「まちがった薬物報道はもうやめて」 専門家、当事者は声をあげる

こういうところも社会の受け止め方を変えられたらいいなと思いますねえ。
執行する側がコントロールしやすい法律やイメージ作りが先行している感は強いです。
とりあえず,何かで苦しんでいる人がいたら,必要ならルールも変更して,あらゆる形で手をさしのべてあげられる世の中であって欲しいです。上辺だけじゃ無く。



音楽教室から著作権料徴収へ JASRAC方針、反発も
音楽教室から著作権料を徴収方針…JASRAC

んー,どこからいきましょうか…。

まず,一つ目。
今はJASRACが全ての楽曲の著作権を管理しているわけでは無く,イーライセンス,ジャパン・ライツ・クリアランス(JRC),Music Forestといった他の著作権管理団体も存在する事を考えると,JASRACだけが自分の判断で徴収額を決めて,一律で執行するのはおかしいです。
そろそろウェブで使用者が一曲ごとに申請して,著作権者が収益をモニタリングできるような形式を業界全体で仕組みとして考えたらどうでしょうか。

2点目。想定している「年間受講料収入の2.5%」の根拠が明らかにされていない。
著作権管理しているから,目分量で適当に値段つけてもいい,と考えているのであれば,それは違うと思うわけです。
教室によってはオリジナルの楽曲を使っている事もあるだろうし,全ての教室でJASRACの管理曲を使っていると想定するのは乱暴な話じゃないでしょうか。

3点目。音楽に直に触れる機会が少なくなった現代の日本で,音楽教室は音楽人口を増やす一つの手段としても機能していて,ここにプレッシャーをかけるのは音楽人口の減少へ導くことと同じ意味で,JASRACが表明している,”人々にとってかけがえのない音楽文化の普及・発展に尽くしてまいります(JASRACの紹介)”という口上とは逆の動きに思います。


1は誰でもわかる話。2と3は,文化庁が入った方がいい。

こういうのを見る度に思うのですが,結局,JASRACは音楽の普及とか発展とかよりも,収益こそがトッププライオリティということが明白なわけで,公益を確保出来ないのであれば,一般社団法人法第二百六十一条での解散命令の適用も考えた方がいいんじゃない?とかまで考えます。
今回ターゲットになってしまったヤマハ,河合楽器さんには,大変だけれども,この悲惨な状況を変えるきっかけになるような動きを期待したいと思います。



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