「Coda 2」の次のバージョンはリデザイン/リネームされたMac専用フル・ネイティブのウェブ開発エディターとしてリリース
ウェブ開発言語をゴリゴリとスクラッチで書くデベロッパーだけでなく、より一般的なhtml/cssを書くことが多いユーザーもよく使っているMac用エディター「Coda 2」。
僕も毎日使ってます。
何しろ、これだけでFTPサーバーに接続したまま、ローカル/サーバー両方の書類を更新できるし、カラーリングもしてくれるし、スニペット機能もある。
WordPressに移行してからも、結局は下書きをCodaで書いて、それをペーストしてます。
WordPress専用アプリもいろいろあるけど、余計なコードが追加されたり、見にくかったりしたので、すぐにCodaに戻ってしまいました。
その「Coda 2」のメジャーアップグレードが今年お披露目になるようです。
次のバージョンは完全にリデザインされた、Mac専用のフル・ネイティブのウェブ開発エディターになり、開発テスト中の画面を見ると、よりコーディングにフォーカスしていることがわかります。
現在の最新バージョンの「Coda 2」同様、美しいインターフェイスを維持しながら、複数カーソル、識別名でのハイライト表示、タグペア、ブラケット、自動入力など、新しいモダンなエディターとしての機能が追加されるそうです。
ただ、「Coda 2」にあった、いくつかの機能は削除される予定で、その中にはMySQLクライアント機能、ビジュアルCSSエディター機能が含まれています。
ビジュアルCSSエディター機能がなくなるというのは、ちょっと心配ですが、CSS自体が扱えないということは考えにくいので、おそらく書類上のカラーリングはできるけど、今の”CSSオーバーライド”はできないよということかと思います。ていうか、そうであってほしい。
なお、「Coda」という名前は、Fast Companyがcoda.ioで使用することで合意したとのことで、つまり、Panic社のCodaというアプリは今のバージョンまでで、新しいメジャーアップグレードバージョンは、違う名前に変わります。
Fast CompanyのCodaは、”書類を再開発する”というもので、テーブルやボタンなどのブロックを配置して、自由に書類を作成し、それをチーム内で共有することも可能なサービスです。
こちらのCodaに関しても、新しい書類共有の方法として、かなり面白そうで、今後の展開が楽しみ。
iOSアプリ「Coda – Coda Project, Inc」もフリーで試せます。