ゴールドマンサックス:Appleのカービジネスはプロダクトではなくサービスプロバイダーと予想
BUSINESS INSIDERが、各所で報じられることになったAppleの自動車ビジネスについてのゴールドマンサックスの見方を伝えています。
ゴールドマンサックスの投資家向けのインベスターノートでは、Appleの自動車ビジネス参入について、収益率が低い自動車そのものではなく、車内における情報サービスでの新しい体験にフォーカスしたものになるのではと考えられています。
ゴールドマンサックスは「Appleは、完全なEVプラットフォームを開発販売しなくても、ほぼ同等の体験を提供できる代替手段を持っている可能性がある」「Appleや他のテック企業がこのビジネスに参入したいと考えている主な理由は、将来の消費者がA地点からB地点に移動する際に情報サービスを利用して自動運転車に乗る時間が長くなる可能性が高いからである」「サービスとしての車サブスクリプションモデルは将来的に出現する可能性はある」と述べています。
自動車事業そのものは収益率が低く、Appleがオリジナルの電気自動車を開発したとしてもAppleに利益をもたらす可能性は小さいため、自動車そのものを開発して販売するのではなくサービスプロバイダーとなると考えているそうです。