iPad Air 4の新Touch IDは「Appleエンジニアリングの技術の粋の結集」
9/15に発表されたiPad Air 4にはA14 Bionicチップ、iPad Proモデルにインスパイアされたデザイン、10.9インチの大型ディスプレイを搭載しているモデルですが、中でも電源ボタンに内蔵されたTouch IDについて、Appleの上級幹部は”信じられないほどのエンジニアリング技術によるもの”と説明しています。
これは、Same Brain:Apple Podcast内のAll Things iPad with Apple Execs Bob Borchers and John Ternus #016で、Appleのハードウェアエンジニアリング副社長のJohn Ternus氏とプロダクトマーケティング副社長のBob Borchers氏がコメントしたもの。
電源ボタンに内蔵されたTouch IDを開発した理由としては、”フルスクリーンデザインを目指していた”ため。
スリムな電源ボタンであるために、従来のものよりも指紋の小さなスライスしか読み取ることができず、そのために新Touch IDは信じられないほど高感度でなければならず、さらに多くのアルゴリズム作業、多くのハードコアシリコンが実践され、Appleエンジニアリングの中でも非常に高いレベルで達成された技術だとしています。
なお、TF International Securitiesのアナリスト Ming-Chi Kuo氏はiPad Air 4発表前日に2021年にはFace IDを搭載していないiPadのモデルがより多く発売されると予測しています。