DIGITIMESが、2021年後半発売予定のiPhoneデバイスの製造に必要な受動部品の出荷が予定通りのスケジュールで開始されたと伝えています。
これは台湾の携帯電話サプライチェーンの関係者によるもので、iPhone向けパワーチョークの主要サプライヤーであるCyntec社は、新型iPhoneパーツ製造の受注で2021年第2四半期の売上高が前年同期比で25%以上増加する可能性があるとのこと。
同社はすでに第1四半期に前年同期比30%の増収を達成していて業績は上向き。
新型iPhoneの50%以上が5G mmWave通信に対応するため、パワーチョークやその他のインダクタの製造受注が増え、水晶振動子のサプライヤー各社も売り上げが堅調とみられるとしています。