次のCarPlayではエアコン、シート調整、メーター表示などの主要機能を提供か

iOSデバイスの機能の一部を車のカーナビに表示して使えるようにする「CarPlay」。


ここ数年で、いろんな自動車メーカーが採用してきていて、僕も日常的にCarPlayを使っているユーザーの一人なのですが、音楽再生や通話は非常に便利で、カーナビは車載版より劣るものの、”カーナビ自体はたまにしか使わないよ”、”大体の方向でOK”という用途であれば、十分に実用的だと思います。

さらに最近は後付けでもディスプレイオーディオを導入することで、CarPlayやAndroidAutoを利用できるようになってきていて、従来のカーナビよりも格段に安くナビシステムを導入できることから、今後もユーザーは増えていきそうです。


そんなCarPlayですが、Appleは、そのCarPlayの機能強化を行うべく、自動車の主要機能を代替することを目指すコードネーム「IronHeart」という技術を開発中という話がBloombergあたりから出てきてます。

主要機能とはエアコンの調節、シートの調整、ラジオのチャンネル切り替え、スピードメーターの表示などが含まれます。

Mark Gurman氏は考察の中で、この機能を提供するにはメーカーの協力が不可欠であるものの、自動車メーカーの立場からすると開発中と噂されているApple Carは直接の競合製品になる上、さらにCarPlayで車の主要機能を置き換えることに抵抗感を感じることもあり得るとしています。

逆に、アップグレードされたCarPlayシステムがコンシューマーの必需品となれば、自動車メーカーにとっても必要な装備として実装を余儀なくされる可能性もあります。

僕は、Apple Carに関しては、いまだにソフトウェアレベルの開発しか行われていないということを前提に考えると、自動車メーカー各社がCarPlayの機能強化を率先して導入するのでは、と思っています。

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