米国特許商標庁で、Vision Proのユーザーがプライベートな会話を行う特許「11812194」が公開。
これは、Vision Proを装着している2人のユーザーがヴァーチャルミーティング/FaceTime電話会議内でプライベートな会話を行えるようにするという機能です。
プライベートな会話は、両ユーザーがコンピューター・ジェネレーテッド・リアリティ(CGR)設定(または環境)に参加している間に行われることがある。
Vision Proでは、CGR設定のグラフィカル表示をディスプレイ画面上に表示。
各ユーザーは、CGR設定内でアバターによって表現され、アバターは、ユーザコマンドに応答して動作(例えば、CGR設定内で移動)することができます。
さらに、各ユーザーの発話は、内部のHMDのマイクによって拾われ、ユーザのアバターによって発話されたかのように、CGR設定内に投影されます。
これにより、複数のユーザーの物理的な位置に関係なく、同じCGR設定(例えば、仮想会議室)内で、それぞれのアバターを通じてヴァーチャルミーティングを行うことができます。
物理的な位置に関係なく、というのは、例えば、第一のユーザーと第二のユーザーは、それぞれHMDを装着して横に並んで座っていてもよく、他のユーザーは異なる物理的な場所から仮想会議に参加してもよい、とされています。
複数のユーザーが参加している場面で、一部のユーザーがプライベートな会話を行う場合にはユーザーの動きを示すセンサー(例えば、加速度計、ジャイロスコープなど)からセンサーデータを取得し、頭部が動いた場合にプライベートな会話を開始するかどうかを決定するという仕組みになっています。
Vision Proは来年USで先行発売。順調にいくと、年末にはイギリスやカナダで発売されるという見方が多いです。
日本ではその次か、あるいは、さらに先かなあ。
申請書の絵が可愛すぎるw