AppleのARグラスの現状は?今のところ、ARヘッドセットは2022年後半に発売予定とのことです

Apple Carは担当者がFordに転職したりで、まだまだソフトウェアレベルの開発状況らしいですが、Apple Glassはもう少し現実味がある形で進行中という話。

DIGITIMESが、(いつものように)サプライチェーン筋からの情報として、AppleのARグラスは2022年に発売という記事を掲載しました。

それによると、Apple初のARヘッドセットはP2(プロトタイプテストの第2段階)を完了し、2022年の第2四半期に量産され、下半期に登場する予定とのこと。

ARヘッドマウントデバイスは2つの製品を計画しており、1つは商用製品として位置づけられるハイエンドモデルで、カメラとレーザー光学センサーを搭載し、重さは約100~110グラム、5ナノメートルプロセスのチップを使用しています。

iPhoneとはBluetoothで接続する必要があり、フレーム部分には微量の希土類元素を含む高強度・軽量のマグネシウム合金素材を使用する予定。

部品コストが比較的高く、初期の規模が大きいため、価格は2,000米ドル以上になるのではないかとの推測もあり、このため、アップルはこの製品を工業製品として位置づけ、年間の出荷規模は200万~250台と推定。

もうひとつの一般向けAR製品については、まだデザインが確定しておらず、量産開始は2023年以降になると思われます。

AppleのARヘッドセットの開発は、いまだに一貫した方向性で取り組みをおこなっています。

2017年の開発以来、デザインは何度も変更されていて、サプライチェーン筋では2021年の第1四半期にP2を完成させると噂されていましたが、現在は第3四半期まで延期。

オリジナルのARヘッドセットにはしばらく動きがなかったのちに第3四半期の後半になって急に進捗が加速したという話もあります。

Appleはデザインを一つ一つ収束させ、一部の機能やソリューションを除外し、既存の技術、量産性、期待感のバランスを取ろうとしていて、放熱性や重量、バッテリー寿命などはまだ満足するレベルではないと言われていますが、現時点ではP2完了後、2022年後半に発売する予定であるとしています。




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