Microsoftが、AIベースのイメージクリエーター機能を搭載した「Microsoft Edge」をリリース。
今の所、英語版のWindows、macOS、Linux版で利用可能になっています。日本語版では反映されていませんが、近いタイミングで搭載バージョンがリリースされると思われます。
先月、Microsoftは検索エンジン「Bing」とOpenAIのパートナーによる最新のDALL∙Eモデルを統合し、Edge上で画像を生成できるようにすることを発表していましたが、今回英語版に反映されて、全てのユーザー向けに提供開始になりました。
Microsoft Edgeの画像生成機能は「Image Creator」と呼ばれ、ブラウザウインドウの右側に表示されるアイコンに追加されます。
Image CreatorはDALL∙E(人工知能)モデルを使用して、テキストコマンドを基に新しい画像を作成するというもの。
ブラウザ上でAIを使って、”ソーシャルポストやパワーポイントのための非常に特殊なビジュアル “を作成することができ、生成された画像はダウンロードして、どこでも使用することができます。
使い方は、サイドバーのImage Creatorのアイコンをタップし、プロンプトを入力すると、4種類の画像オプションが表示され、そこから選択し、ダウンロードして文書に追加したり、ソーシャルメディアにアップロードしたりすることができます。
Microsoft Edgeで初めてImage Creatorを使用する場合は、Edgeのサイドバーで「+」アイコンをクリックし、Image Creatorのトグルキーをオンにして、Image Creatorを有効にする必要があります。
なお、早速、最新のmacOS版をインストールしてみましたが、現在のバージョンではImage Creatorが表示されていませんでした。おそらく、近いタイミングで更新されると思います。
今回リリースされたバージョンでは、このImage Creatorの他に、Bingの検索機能の強化(ChatGPTとの統合)、デバイス間でファイルやメモを共有する新しい方法、基本的な内蔵画像エディタ、ノートPCのバッテリーをさらに節約する効率化モードなどが追加されています。