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Elon Musk、Twiter/X広告を停止した企業に「Go fu*k yourself」発言

DealBook Summit: Global and Business Leaders Face Questions at New York Times Forumで、Elon Muskが「Go fu*k yourself」発言。

これ、なかなかの出来事ですよね。ウィル・スミスのビンタ事件までいかないかもだけど、英語圏のパブリックシチュではなかなかの発言。

X(旧ツイッター)では、11月初めにAppleを含む企業がへの広告掲載を一時停止する決定を下していて、この件についてアンドリュー・ロス・ソーキン氏がイーロン・マスク氏に質問したところ、その内容が終わる前に遮るように以下のように述べています。

やめてほしい。広告を出すな。誰かが広告で私を恐喝しようとする。お金で私を恐喝する…くそくらえだ。

くたばれ。わかったか?(Go fu*k yourself. Is that clear?)

AppleがXでの広告を取りやめたのは、イーロン・マスクが同プラットフォームに反ユダヤ主義的な投稿をしたこと、またアップルの広告が極右の陰謀論や反ユダヤ主義的なコンテンツと一緒に表示されていたことを明らかにした報道を受けたもの。

広告をストップしたのはAppleだけでなく、ディズニー、IBM、コムキャスト、パラマウントなどの企業も含まれます。

この人、自分の価値判断が全てだと思ってるっぽい。まあそうか。

イーロン・マスク氏がTwitterを買収し、CEOになって以降、さまざまな出来事があったのはご存知の通り。API提供が終了し、数々の有料プランが試され、あまり支持は集めていない状況で、今度は大企業の広告がなくなったので、全ユーザーへのサブスク待ったなしになったように思います。

有料プラン自体は営利企業だから良しとしても、それまでのTwitterに存在していた公共性はどんどん無くなってきてますよねえ。

まあ、Twitter/Xでの活躍を見るまでは、イーロン・マスクの人格・政治信条は知らなかったのもあって、それが明確になったのは良かったのかなと思います。

一時期はSteve Jobsの次のイノベーターみたいに人気が出そうだったもんなあ。考えてみれば、世界的なイノベーターであっても人格が伴わない人もいるのは当たり前ですね。日本にもそういう人いるし。知らないのは怖いもんだ。

Amazonが中国ブランド600社を永久追放。ブランドごとか製品ごとかは対応が分かれています。

The Vergeが、Amazonが中国ブランド600社を永久追放したことを伝えています。


Amazonのスポークスマンのステートメントは以下の通り。

アマゾンは、お客様が安心してお買い物ができ、出品者が健全な競争の中でビジネスを成長させる機会を得られるよう、ストアでの素晴らしい体験を構築するために努力しています。お客様は、十分な情報を得た上で購入を決定するために、商品レビューの正確性と信憑性を信頼しています。私たちは、レビュアーと販売パートナーの両方に対して、コミュニティ機能の乱用を禁止する明確なポリシーを設けています。これらのポリシーに違反した人に対しては、世界のどこにいても、一時停止、禁止、法的措置をとります。

私たちは、レビューの不正利用を含む複数のポリシー違反を故意に繰り返し行っている者を含め、不正利用の検知を改善し、悪質な行為者に対して強制措置を講じていきます。私たちが取る措置は、お客様と、グローバルな販売コミュニティの大部分を占める誠実な企業にとって最善の利益になると確信しています。

今回の措置に先立ち、ガジェットアクセサリーメーカーとして日本でもポピュラーなAukey、Mpow、RavPower、Vava、TaoTronics、Choetechの製品がAmazonのオンラインストアから突然無くなるといったことがありました。

これは商品パッケージに謝礼付きのレビューカードが入っていて、ユーザーによる公正なレビューを妨げると判断されたためと思われます。

以下はThe Wall Street JournalのNicole Ngyuen記者のツイート。


タイミング的にはこのツイートをきっかけにAmazonによる販売禁止措置が始まったように見えますが、Amazonは過去5ヶ月間に世界のAmazonサイトでポリシー違反をしている業者を調査集計していたそうです。

その結果、現在、3,000の異なる販売者アカウントで600以上の中国ブランドを永久に禁止しました。

ただ、違反内容によって対応が分かれるようで、一部のブランドは全製品が販売禁止になっていますが、一部のメーカーはその取扱製品の一部が販売禁止になっています。

この辺りは、Amazon自体も対応を模索している様子が伺えます。