「画像編集」カテゴリーアーカイブ

5月以降、iOSアプリ「Google Photos」で編集マジックの機能が順次開放

僕もiPhoneの写真のバックアップ的な使い方をしてるGoogle Photoですが、5月15日以降、編集マジックの機能が全てのユーザー向けに開放されます。


写真を編集する – iPhone と iPad – Google フォト ヘルプ

Webブラウザ上でできることは限られたり、または、編集機能自体が提供されないということもあり、Android、iPhone/iPadの「Google Photos」アプリで使うことが前提です。


先週Googleは、Googleフォトユーザーが、ジェネレーティブAIを活用した直感的な方法で複雑な編集を行えるようになるとアナウンスしていて、5/15以降に利用できるようになる機能は以下の通り。

マジック消しゴム
ぼかし解除
空の提案
カラーポップ
写真とビデオの HDR 効果
ポートレートぼかし
ポートレートライト
ポートレートライトツールのライト追加/バランスライト機能
映画のような写真
コラージュエディタのスタイル
ビデオエフェクト
via:AI editing tools are coming to all Google Photos users – Google Photos Community

マジックエディタを含むこれらの機能は、最低要件を満たすデバイスに今後数ヶ月の間に提供される予定

なお、現在の仕様では、編集マジックでクリエイティブに編集した写真は「一月に10枚まで保存」できます。

Google One メンバーシップや対象のデバイスを使っているユーザーは気軽に使えますが、無制限ではないので、同じような機能を提供するスタンドアローンの画像編集アプリの優位性は保たれた感もあり。

これが無制限に近くなると、画像編集アプリのデベロッパーも戦々恐々でしょうね。

そして、Appleがこれから大々的に導入するであろうオンデバイスの生成AIでは、これ以上のものを期待したいかも。

少なくともPhotoアプリ上のAI編集は強化されそうかなあ。

Pixelmator Pro、PDF書類に含まれたテキストの編集も可能になって、より必携ツールに。

must have感は強まるばかり。

頻繁なアップデートで、Macの画像編集レベルを高めている「Pixelmator Pro」ですが、新しいバージョン3.5.8では、PDF書類に含まれたテキストの編集が可能になりました。

最近のアップデートでは、ベクターPDFのサポートが追加され、画像、シェイプ、テキスト要素を別々のレイヤーとしてインポートすることが可能になっていましたが、今回のアップデートでは、さらにインポートしたテキスト要素を通常のテキストレイヤーとして編集できるようになり、書式やスタイル変更なども可能になりました。

仕組みとしては、PDF上のテキストはPixelmator Proでベクトル図形として取り込んだのち、元のテキストコンテンツ、フォント、書式を復元し、元のフォントがMacにインストールされていない時には別のフォントを選択し編集できるようにしています。

この新しいテキスト編集機能により、Keynote、PagesなどのiWorkアプリケーションから書き出したPDFもPixelmator Pro上で編集を加えることができます。

この際のPDFの読み込みのスピードも大幅に改善されました。

このバージョンではPDFへの対応強化だけでなく、スタイルツールも改良。

テキストレイヤーの周囲にカスタムアウトラインを簡単に作成できるようになりました。

ウェブやソーシャルメディアなどで使える12種類のテンプレート「Bento Grid テンプレート」の新ラインナップも追加。各テンプレートには、製品や特定のテーマに完璧にマッチする、さまざまな代替カラーパレットも含まれています。

僕も割とおすすめしたいPixelmator Pro。

「Pixelmator Pro」は前から使っていたのですが、M3 MBA上ではPixelmator Proの操作性が見違えるほど軽快になり、画像編集が行いやすくなりました。

オブジェクトの選択も背景処理も1〜2クリックでサクッと行えます。

GPUパワードの画像編集アプリなので、Apple Siliconの性能の恩恵を受けやすいということは知っていましたが、この速度の差は割と劇的かも。

購入はApp Storeですが、公式ではトライアウト版も公開しています。