カウンターポイント:世界的にリファービッシュスマートフォン市場が成長。iPhoneは前年比16%増。

iPhoneの整備済製品の販売が急速に成長。

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチが、2022年リファービッシュスマートフォン市場における調査で、iPhoneが全世界で前年比16%増となっているとレポート。

スマートフォンの二次流通市場は2022年に前年比5%成長。

地域別で見るとインドが前年比19%増加、ついで、中南米で前年比18%。

中国市場も2021年までは大きな数字でしたが、2022年はCOVID-19の再流行と中国のゼロコロナ政策が、中国市場でのスマートフォン市場と、需要に大きな影響を与えていて、マイナス17%。

中国市場の落ち込みがなければ、全世界での販売数はさらに成長していたと見られます。

メーカー別では、Appleが前年比16%伸ばし、同社の二次流通市場でのシェアは49%。

Appleは世界の中古端末およびリファービッシュ市場において最速で成長していて、二次流通市場での需要は、世界規模で新品のiPhone本体やサービスの売上に影響を与えています。

Samsungのシェアは2022年は前年比26%へ減少。二次流通市場では2022年にAndroidユーザーがiOSに移行する割合は小さく推移。この傾向は2023年にも続くだろうと予測されています。

なお、リファービッシュスマートフォンの供給源は主に以下の3つ。

1)リファービッシュ端末小売業者
2)主に成熟市場における通信キャリアによるリファービッシュ端末の取扱開始
3)メーカー各社による回収並びにリファービッシュ端末としての再販強化

この中で、一番伸びているのは1)リファービッシュ端末小売業者。

消費者は、型落ちした前年度モデルの新品よりも、リファービッシュのフラッグシップモデルの方を好んでいるため、二次流通市場のASP(平均売価)は上昇。

同時に新品のスマートフォンのASPは上昇を続けているために、消費者は手持ちの機種を長く使わざるを得なくなっていて、さらに中古市場の価格帯を維持する傾向が見られます。

そういえば、僕が前に使っていたiPhone 13 Proもそこそこの値段ついたので、実質、月額2600円くらいで使っていたということになりました。

iPhoneは将来買い替えをするなら、付属品を保管し、ケースと保護シートをしっかりつけて使うのがよろしいかと思います。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Impact-Site-Verification: -1946568697