EUが進める、スマートフォンへのUSB-C充電ポート採用の義務づけが近日中に最終合意になるかもしれません
EUが進めているスマートフォンにUSB-C充電ポートへの義務づけルールの策定ですが、2022年6月7日に最終合意に至る可能性が出てきています。
ロイターによると、現在、EU各国の議員や代表者がその日に会合を開く予定。このテーマに関するミーティングは2回目で、無名の情報筋によれば、決定を急ぐ声が強いとのこと。
ただ、参加者はスマートフォンにUSB-C充電ポートを義務付けるだけでなく、ノートパソコンにも採用し、ワイヤレス充電の合意規格の策定も望んでいるとのことで、このことが決定を滞らせることもあり得ます。
Appleはこれまで、時代遅れの国際規格の不適切な使用は技術革新を阻害し、ユーザーに新しい充電器への変更を強いることは、電子廃棄物の山を生み出すことになると述べていました。
EUのUSB-C統一への方針がどの程度影響しているのかは不明ですが、2023年のiPhone 15にはUSB-Cが採用されるという噂もあります。
個人的には、もうLightning製品は増やしたくなくて、全てのAppleデバイス/アクセサリーは早くUSB-Cポートに変えて欲しいと思ってますが、どうなるかなー。
Source:Exclusive: EU deal on single mobile charging port likely June 7 in setback for Apple | Reuters
こういうのって便利な面もありますが、かたや今後の技術革新が失われる懸念もあると思ってます。電球のソケットなんて100年くらい今のままと思いますが、ほんとにそれでよいのか、とか。
今はLightningにこだわる理由はあまりないと思うんですよ。ただ、この先、見直しをするシステムは必要ですよね。