Gartnerが、第二四半期のワールドワイドPC出荷台数レポートを公開。
四半期でのMac製品は、前年度比で5.1%増加傾向となっています。
2020年第二四半期の世界のPC出荷台数は6,480万台で、前年2019年第二四半期から2.8%増加。
第1四半期にはCOVID-19に関係するサプライチェーンの混乱により大幅な落ち込みとなっていましたが、第二四半期ではモバイルPCの需要が増加し、増加傾向が示されています。
このモバイルPCの需要は、リモートワークのための事業継続性、オンライン教育、消費者の娯楽ニーズによって牽引されたと、ガートナーのリサーチディレクターであるMikako Kitagawa氏は述べています。
しかしながら、この需要はCOVID-19パンデミックの影響によるため、2020年を通して継続することはないとみられています。
PC出荷台数の増加率をみると、Appleの5.1%はシェア一位のLenovo(4.2%)に次に小さな数字で最も増加したメーカーはAcerで26.6%。
US市場での出荷台数傾向は以下のようになっています。
US市場でのAppleの増加率は4.3%。
ワールドワイド市場での数字よりは少なくなっていますが、大きな開きは見られませんが、ワールドワイド市場トップのLenovoは4.8%減少。
US市場でのトップシェアはHPで20.1%増加。
HPはワールドワイド市場でも17.1%増加となっており、この第二四半期に一番収益を上げたメーカーとなっています。
なお、このPC出荷台数にはChromebook、iPadはカウントの対象外です。