Gurman氏:MacBookなど主要製品へのFace ID搭載は数年後に。Apple社内のオフィス復帰は遅れ、今年のiPhone販売もオンライン中心に

BloombergのMark Gurman氏は、ここ数年の間にMacにもFace IDが搭載されるだろうと考えているようです。


Gurman氏が配信しているPower Onでは、最近のAppleの動きなどを伝えていますが、このQ&Aの中で、MacBookへのFace ID搭載についての考えを述べています。

iPhoneやiPad Proなどに搭載されている顔認証「Face ID」については、Appleとしては全ての主要機種に搭載し、可能であればTouch IDは廃止したいと考えているとのこと。

現在、iPhone SEやPro以外のiPadでは、セキュリティを担保しながらコスト削減になる代替手段としてTouch IDを採用。

MacBookの場合にはディスプレイスクリーンが薄すぎるため、必要な深度センサーを搭載できないという問題があるとのこと。

Gurman氏の予想では、これらのコストの問題、パーツの小型化/薄型化が達成されて主要機種に搭載されるようになるのが数年後、という考えのようです。

また、Apple社内の動きも伝えていて、Appleは今年秋のiPhone発売に向けて、オフィスワークの復帰を計画していたものの、変異種の流行、世界各地での感染者の増加により、計画の見直しを余儀なくされているようです。

先週、人事・小売部門の責任者であるディアドラ・オブライエン氏は、復帰時期を9月初旬から早くても10月までに延期することをスタッフに通達。

オフィスへの復帰が遅れるとともに、Appleは6月に廃止したマスク要件の適用を再開し、世界中の小売店の従業員に再びマスクをすること、また、ワクチン接種を受けるよう呼びかけています。

ハードウェア開発では対面での作業が重要であるため、Appleは可能であればオフィスワークの復帰を行いたいようですが、変異種のパンデミックも考えると、当初の予定を変更することを余儀なくされているようです。

ただ、ハードウェア開発以外のソフトウェアやサービスのエンジニア、マーケティングやPRのスタッフ、ユーザーインターフェースのデザイナー、営業についてはオフィスにいなくても行えるため、リモートワークにシフトする必要が出てくるだろうとしています。

このような事情のため、今年のiPhone 13についても、昨年と同様にオンラインでのプロモーションと販売が中心に行われるようです。




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