iFixitが、Apple Watch Series 5ティアダウンを公開。
Series 5は、外観ではSeries 4を見分けることは難しいくらい似ていて、背面のSeries 5の記載のみが異なります。
筐体を開けるには、今までのシリーズと同じく、熱を加えて接着剤を柔らかくして、薄いナイフなどでディスプレイ部分を開けることができます。
非アクティブ時のリフレッシュレートを60Hzから1Hzに下げて常時表示する新しいディスプレイ「LTPO Display」に関しては、パワーマネージメント・チップを備えるアドバンスド・ディスプレイドライバーがあり、OLEDパネルの下には強化されたアンビエント・センサーも存在します。
iFixitは、LTPO Displayの仕組みを考察する「How Apple’s Newest Watch Achieves an Always-On Display (Probably) 」も公開しています。
新たに搭載されたコンパスについては、マグネットとの干渉を防ぐために非常に小さいジャイロスコープが採用されているようで、バッテリーに関しては、Series 4よりも1.4%とほんの僅かに大きくなっているだけになっています。
このため常時表示ディスプレイを実装できたのは、主にパワーマネージメント・チップを含めた電力消費が改良されたためと思われます。
Series 5は、新しいS5チップ、2倍のストレージ、コンパスが搭載されていますが、CPUとGPUはSeries 4のS4チップと同じで、パフォーマンス、スペックも同じです。
iFixitでは、Apple Watch Series 5のリペアビリティスコアを6と評価しています。