iPhone 14は4nmプロセスのA16 Bionicが搭載されるかも。3nmは技術的な問題に直面。
DIGITIMESが、サプライヤーの情報筋によると次世代iPhoneのプロセッサにTSMCの4nmプロセス技術を採用する可能性があると伝えています。
Appleは2020年のiPad AirとiPhone 12に搭載したA14 Bionicチップに5nmプロセスを採用。
今年のiPhone 13では、5nmプロセスの改良版となるA15 Bionicを採用。
来年2022年のiPhone 14では、TSMCが「A16 Bionic」に「4nm」プロセスの採用を検討しているとのこと。
プロセスの微細化は、チップの物理的な設置面積を減らし、性能の向上とエネルギー効率の改善をもたらすものですが、昨日のThe Informationによると、TSMCとAppleは3nmのチップを製造する上で技術的な課題に直面しているという話が出ていて、これがiPhone 14が「4nm」プロセスを採用する理由になっているのではないかとみられます。
今年初めに、AppleがTSMCの3nmプロセス用の生産能力をすべて予約したという話も出ていて、この3nmプロセスについては技術的な問題が解消されれば、数年後にiPhone 15や次世代Apple Silicon搭載Macに採用される可能性があります。