Steve Jobs追悼「Steveを称えて」
Appleが、トップページに「Steveを称えて」を掲載。
“People with passion can change the world for the better.”— SJ. Hard to believe it’s been 10 years. Celebrating you today and always. pic.twitter.com/x2IUnlO7ta
— Tim Cook (@tim_cook) October 5, 2021
追悼動画ではApple Computerを発表した時、iMacを発表した時、暫定CEOからCEOになった時、iPodやiPhoneを発表した時のあのシーンがまとめられています。
どれもこれも印象的なシーンばかりで、あの瞬間に感じた興奮を思い出しました。
そして、Jobsの功績を考えてみると、これらのハードウェアを作り上げたということだけでなく、音楽をiPodに取り込み、音楽をデジタルデータとして販売することに拒否反応があったメジャーレーベルと交渉して、iTunesという新しいプラットフォームを確立したり、ユーザーからの要望についても直接メールでコミュニケーションして解決するといった部分においても、誰にも真似できないことをやっていたなあと思います。
ハードウェアの発表にしても、今では、ある意味、エンターテインメントとして多くの人が楽しみにしているわけで、これについてもSteve Jobsはパイオニアでした。
何も無いと見せかけて、「One More Thing..」と切り出して、みんなが想像していなかったような(あるいは期待通りの)新製品を見せてくれたSteve Jobsはもういませんが、この10年の間にAppleは時価総額世界一になり、魅力的な新製品は順調に毎年発売されているわけで、生前にJobsが望んでいたAppleの理想像になったのではと思います。
R.I.P Steve Jobs.
買ってからずっと積んであったSteve Jobsの伝記、たまたま数日前に手に取って読み始めたら夢中になり、
ついさっき読み終わったところでした。そうか、命日でしたか。。もう10年もたったのですね。
動画には、伝記で語られていたシーンそのものもありました。ああ、こんな感じだったのか。
そうですよね、Appleはまさにご本人が望んだ通りになった。一方、ライバルのマイクロソフトは、Jobsの予想に反して、
クラウド事業へのシフトで見事に復活した、というのも歴史の面白いところだなと思います。
伝記本、ありましたね。素晴らしい内容でした。また読んでみます。
Newtonプロジェクトを最終的にストップしたのもJobsでしたが、残念感はあったけど、Jobsがそう考えてるなら正解なんだろうな、と納得できた自分がいたのも思い出しました。
Tim Cookに「Steve Jobsだったらどうするだろう、なんて考えちゃダメだ」なんていう言葉を残したのも、とても印象に残ってます。すごい人だったなあ、、、。
こんな天才の偉業をリアルタイムで体験できたのはとっても幸運なことだったのだなぁ、と。
自分はキーボード大好き派なので当時Newtonにはそそられなかったのですが、復帰後にすぐにNewton部門を切り離した、というのは、将来的にも見込みがないことが直感でわかってしまったのだろうなぁと思いました。それにしても、NewtonでもなくPalmでもなく、HP200LXでもW-Zero3でもBlackBerryでもなくiPhoneが正解、なんて、考えつくこと自体が信じられない。。
伝記の終盤、ビル・ゲイツがJobsを訪ねて、お互いのやり方(水平分業か垂直統合か)を評価しあったというエピソードあたりから、もう涙がちょちょ切れそうになりました。