The Vergeが、iPhone nanoに関するSteve Jobsのメールを掲載。
Steve Jobsが2010年10月24日に送信したメールには経営戦略のアジェンダが箇条書きされていて、iPhoneについての2011年のストラテジー、ビジネス&競合のアップデート、Verizon iPhone、iPhone 5ハードウェアの仕様目標が並び、その最後に「iPhone nano計画としてコスト目標やJony宛にレンダリングを見せる」といった内容があります。
Jonyというのは、おそらく、当時Jobsが信頼を寄せていたCDO(最高デザイン責任者)のJonathan Ive氏のことかと思われます。
また、正確な表現としては「show model (and/or renderings) – Jony」となっているので、Ive氏にレンダリング作成を指示しているということかもしれません。
2011年には当時の最上位機種であるiPhone 4よりも小型で安価な新しいiPhone、いわゆる「iPhone nano」を開発しているという噂が流れたこともありますが、このように書面として確認できたのは初めてのことです。
このメールはApple対Epic裁判のEメールの中から発見されたそうです。