折りたたみiPhoneのプロトタイプは2種類。Appleは根気強くプロジェクトを進行させているようです。
忘れた頃に出てくる折りたたみタイプのAppleデバイスの噂。再び。
今回は折りたたみタイプのiPhoneです。
Apple Develops a Foldable Clamshell iPhone — The Information
The Informationの情報筋から、Appleは折りたたみ可能なiPhoneのデザインを根気強く続けていて、クラムシェルタイプのiPhoneのプロトタイプは少なくとも2種類存在しているとのこと。
この折りたたみタイプのAppleデバイスについては、以前から開発プロジェクトの存在するということが出ていて、折りたたみ式のiPadという話もありました。
今回はiPhoneの折りたたみタイプについての話で、最近、Appleは2つの異なるサイズの折りたたみ式iPhoneのために、アジアのメーカーと部品の発注について協議しているそうです。
Appleのインダストリアルデザインチームは、現行のiPhoneの半分の薄さのデバイスを作りたいと考えていて、さらにデバイスを閉じたときに見えるように、スクリーンを外側に向けることも検討されていたものの、技術的な問題にも直面しているようです。
Appleはこれまでに折りたたみ式iPhoneのプロジェクトを2020年頃に保留し、代わりにiPad mini程度の約8インチの折りたたむiPadにフォーカス。
iPhoneもiPadも含めて、Appleは折りたたんだ後に現れるディスプレイ中央の折り目を減らす方法を研究しているとされていて、デバイスを完全にフラットにし、ユーザーがスクリーンと対話したり、Apple Pencilのようなアクセサリーで自由に絵を描いたりできるようにしたいというアイディアもあるようです。
現在のところ、これらの問題を解決できたかどうかは不明。
数年前に2025年に折りたたみタイプのiPhoneを計画しているという話が出ていましたが、その予定は延期されたようで、少なくとも今年のiPhone 16、来年の17では実現しないと考えられています。
iPhoneに限らずノートPCのフレキシケーブルと違って折りたたみ式は絶対に液晶の折り目が破損すると思う。Appleがその辺の所をどう解決したのか観たい。