Tim Cook CEO退任後の後継考察:Jeff Williams、John Ternus、Greg Joswiak、Deirdre O’Brienの名前が挙がる

BloombergのMark Gurman氏がApple動向を伝えるPower On

今週はTim Cook CEOの後継について。

Apple Store shop front

Tim Cook氏がApple Inc.のCEOに就任してから今年で10周年を迎え、次のCEOを受け継ぐは誰がふさわしいかという考察になっています。

Tim Cook CEOはファウンダーでありイノベーターであるSteve Jobsから10年前にCEO職を受け継ぎ、以降、Appleの株価は1,000%以上に成長。

Appleのオペレーション能力を強化し、カスタムテクノロジーに全力を注ぎ、新しいサービスやウェアラブル、より幅広いスクリーンサイズの製品ポートフォリオを拡大するという大きな仕事を成し遂げています。

11月に61歳になるTim Cook CEOは、2025年の100万株の配当が終了するまでは、CEO職を務めることがほぼ確実視されていますが、もし本人がそれ以上の任期を希望すれば、アップルの取締役会は喜んでそれを許可するだろうとしています。

Cook氏自身はシリコンバレーの企業経営は典型的な若者のゲームであることを理解していて、自分の適齢期を過ぎたのであれば居座るつもりはなく、実際に「あと10年も仕事をすることはないだろう」と述べたこともあります。

ただ、Cook氏は、あと1つの大きな新製品カテゴリーの構築は成し遂げたいと考えていて、それはApple Carではなく、ARグラスのようです。

Appleは、来年2022年にARとVRを融合させた複合現実ヘッドセットを発表する予定。

加えて、クラシックなフレームに似せた小型のARグラスも開発中です。

Gurman氏はTim Cook CEOは2025年から2028年の間に引退するのではないかと考えていて、
その後継者予想については、11人の名前をあげ、在職期間、これまでの仕事内容や達成したこと、本人の意向、年齢などから、最終的にJeff Williams(現在のCOO)、Greg Joswiak(ワールドワイドマーケティング上級副社長)、Deirdre O’Brien(小売+人材部門の上級副社長)、John Ternus(ハードウェアエンジニアリング上級副社長。最も若い経営陣メンバー)の4人に絞り込んでいます。

ただ、Cook CEOの退任は少なくとも5年先のことなので、このリストはすぐに変わるかもしれないし、突然誰か別の候補者が現れるかもしれない、としています。




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