USB Promoter GroupがUSB Power Delivery (USB PD) Revision 3.1仕様を発表。
USB Power Delivery (USB PD) Revision 3.1では、USB Type-C®ケーブルとコネクターを介して最大240Wの電力供給を可能になります。
これまでのUSB PDは、定格5AのUSB Type-Cケーブルを用いた20Vのソリューションにより、100Wに制限されていましたが、さらに大きな出力が要求されるデバイスの充電も可能になります。
USB Type-C仕様もリリース2.1で更新され、240Wのケーブル要件、USB PDのプロトコルと電源の定義もアップデートしています。
新しいUSB PDアーキテクチャでは、より厳しいパワーネゴシエーション・プロトコルが定義されており、高い電力性能へのアクセスと使用を安全に行うことができます。
100〜240Wの電力を使用する製品の安全要件は、低消費電力の製品よりも厳しいものになっていて、各国の規制によって適用される安全仕様で定義されています。
USB PD 3.1仕様の主な特徴は以下の通りです。
・新たに3つの固定電圧を選択可能。28V(100W以上)、36V(140W以上)、48V(180W以上)の3つの固定電圧を選択可能。
従来の5V、9V、15V、20Vに加え、新たに28V(100W以上)、36V(140W以上)、48V(180W以上)の3種類の固定電圧を選択可能。
・15Vから3つの最大電圧(28V、36V、48V)のいずれかを選択できる電圧調整モードを新たに搭載。
28V、36V、48Vの3種類の最大電圧を設定できる電圧調整モードを新たに搭載。
従来の5V、9V、15V、20Vに加え、新たに28V(100W以上)、36V(140W以上)、48V(180W以上)の3種類の固定電圧を選択可能。
・15Vから3つの最大電圧(28V、36V、48V)のいずれかを選択できる電圧調整モードを新たに搭載。
28V、36V、48Vの3種類の最大電圧を設定できる電圧調整モードを新たに搭載。
ノートブックあたりだと最大でも100Wあれば十分だと思うのですが、この新しいUSB Power Delivery Revision 3.1が普及すれば、大きな電力が必要なデスクトップでもPD給電を行える製品が出てくることになりそうです。