「AirPods Pro 2」、ロスレス対応でサウンドクオリティが劇的に進化する可能性あり

今年後半のAirPods Pro 2はロスレス対応という話が出ています。


TF International Securitiesのアナリスト Ming-Chi Kuo氏による、2022年最初のリサーチノートでは、今年後半に発売されると噂されているAirPods Pro 2は、1)新しいフォームファクター、2)健康に関係する新しいセンサー、3)Apple Lossless(ALAC)フォーマットのサポート、4)トラッキング時に音を再生できる充電ケースといった機能が採用される可能性があるとのこと。

遅かれ早かれ今年に発売されるであろう「AirPods Pro 2」については、昨年も予想が出ていましたが、ロスレス対応が噂に出るのは初めてのこと。

2021年末には、AirPodsの生みの親で、Appleの音響担当副社長であるGary GeavesがインタビューでBluetoothの限界に言及していて、Appleはより広い帯域幅を可能にするワイヤレス規格を本当に望んでいると述べています。

(Bluetooth接続では)頭を動かしたときに生じるレイテンシーのようなものもあり、頭を動かしてから音が変わったり静止したりするまでの時間が長すぎると、かなり気分が悪くなります。そのため、もっと広い帯域が欲しいのは事実です。
そして、よりファイルサイズが大きいロスレス対応ということになると、Appleは「AirPods Pro 2」には新しい規格を採用する可能性も出てきます。

第3世代AirPods、AirPods Pro、AirPods Maxを含む、現在のAirPods製品ラインナップは、すべてLosslessオーディオに非対応。

これが今年からは、順次新しい規格に対応して、根本的なサウンドクオリティの向上が図られるかもしれません。

AirPodsラインのセールス状況としては、2021年第4四半期の出荷台数が2700万台(前四半期比107%、前年同期比20%)と予想を上回っていて、Appleは「勢いを取り戻している」と分析しています。

このため、Kuo氏は2022年のAirPodsの出荷台数を、前年比25%増の9,000万台に修正しています。




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