Kuo氏:mmWave対応のApple C1モデムのアップデート版が量産に入るのは2026年。iPhone 18から搭載かも。
iPhone 16eで、Apple初の5Gモデムチップ「C1」がデビュー。
処理性能や、省電力性能は評価する声はあるものの、mmWaveに対応していないことは事実です。
Ming-Chi Kuo氏によると、そのmmWave対応のApple C1モデムのアップデート版が量産に入るのは2026年になる、とのこと。
Apple's C1 modem process technology:
– Baseband: 4/5nm (both technologies are similar)
– Low-frequency/Sub-6 TRx (Transceivers): 7nm
– Intermediate Frequency (IF) TRx: 7nm
– PMIC: 55nmThe C1 refreshed version is under development for mass production next year, aiming to improve…
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) March 6, 2025
– ベースバンド:4/5nm(どちらの技術も同様)
– 低周波/サブ6 TRx(トランシーバー): 7nm
– 中間周波数(IF)TRx:7nm
– PMIC: 55nm
C1リフレッシュ・バージョンは来年の量産に向けて開発中で、消費電力と伝送速度の改善、mmWaveへの対応(28nmプロセスで製造されたTRxとフロントエンド・コンポーネントを含む)を目指している。mmWaveへの対応は特に難しいことではないが、低消費電力で安定した性能を実現することは依然として重要なハードルである。
iPhoneやMacに採用されているチップと異なり、ベースバンドチップは投資対効果が高くないため、最新の先端ノードを積極的に採用することはないとしています。
ということで、今年のiPhone 17シリーズには、引き続き、Qualcomm製のモデムが採用される予定。これは以前にも伝えられていた通りです。
来年は、今年以上に変化がありそうですね。