圧力感知と触覚フィードバックを組み合わせたキーレスキーボードのApple特許が公知
Appleが申請していた「力感知及び触覚フィードバックを伴うキーレスキーボード」特許が先月下旬に公知。
同じような特許はトラックパッドにフォーカスした「US20170315622A1 – Configurable force-sensitive input structure for electronic devices – Google Patents」というものもあるわけですが、今回はキーレスキーボードです。
”ユーザにフィードバックを提供しながら、より高い柔軟性とカスタマイズのしやすさとの両方を実現するため”の改良型入力デバイス。

キーレスですが、押下した時の力加減の感知を行うだけでなく、触覚フィードバックも行うキーボード。
おそらく、触覚キーボードについてはTaptic Engineなんでしょうね。
有線タイプもあるけど、ケーブル無しのデザインもあり。

個人的にはキーボードの快適な打ち心地って、指先でキートップに触っている感覚が重要!と思っているのですが、触覚フィードバックがもっと改良されれば同じようなフィールになるのかも。
触覚フィードバックはiPhoneのキーボード入力時の動作でオンにすることができるけど、物理キーボードのような感覚では無いのが正直なところです。
実装されてキーボード製品に搭載されるのは、この辺りのブラッシュアップが完了してからになるんでしょうね。
このキーボードに限らず、Appleは常にいろんな技術を開発していて、かなりの数の特許申請も並行して行われているので、特許申請されている新技術の全てがすぐに商品化されることはありませんが、Appleのハードウェアデベロッパーチームが将来的にどういう製品を実現しようとしているのか、可能性を探っているのかを表している情報かなと思います。