Apple初のVRMRデバイス:開発チーム内でも仕様や発売時期の議論が続いていた様子です。

Appleが開発中で、今年のWWDCに発表が予想されているApple初のVRMRデバイスですが、その発売時期について、Apple社内でも論議されているようです。

ゴツくても、こんなデザインなら欲しくなってしまうかも、、、

Financial Timesによると、今すぐ出荷するという決定が社内で賛否両論を呼んでいると指摘。

レポートによると、ジェフ・ウィリアムズ率いるオペレーションチームは、たとえデバイスがかさばり、高価になるとしても、技術的に高度なヘッドセットをできるだけ早く出荷したいと考えていて、デザインチームのメンバーは、軽量なARメガネが実現可能になるまで待ちたいと考え、反対していたものの、最終的にTim Cookはオペレーションチームを支持したそうです。

Tim Cook CEOは、たとえ第一世代のヘッドセットが高価で消費者への訴求力が低くても、今この競争に参入することが理にかなっているとして、時間をかけて改良していくという考えのようです。

今年発売されるであろう第一世代のヘッドセットは、デュアル4K有機ELディスプレイや高度な視線追跡センサーなどの最先端技術が搭載されていることもあり、約3000ドルになると思われます。また、外観デザインは比較的かさばり、バッテリー寿命も短く、1回の使用で2時間程度とされています。Appleは初年度に約100万台の販売を見込んでいます。

Time Cook CEOは、2025年の100万株の配当が終了するまでは、CEO職を務めることがほぼ確実視されていますが、以降にさらにCEOを続けるかどうかははっきりしていません。また、以前のインタビューで、シリコンバレーの企業経営は典型的な若者のゲームであることを理解していて、自分の適齢期を過ぎたのであれば居座るつもりはなく、実際に「あと10年も仕事をすることはないだろう」と述べたこともあります

このため、今年発売されるVRMRデバイスは、Tim Cook CEOとしての最後の大きな製品カテゴリーになることが非常に大きいという話も出ています。

オペレーションチームは、「バージョン1」の製品、つまり、没入型3Dビデオの視聴やインタラクティブなワークアウト、あるいは刷新されたFaceTimeを通じてリアルなアバターとチャットできるスキーゴーグル型のヘッドセットを出荷したいと考えているという話も出ているので、今年発売される製品は、基本的にこの方向になると考えて間違いなさそうです。

なお、第1世代のヘッドセットがAppleの通常の基準で大成功しなかったとしても、同社はこのヘッドセットが好評であることを望み、将来的に反復的な改良でフォローアップすることにな理、低価格の第2世代ヘッドセットデバイスについても、すでに開発中という話が出ていることは以前お伝えした通りです。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Impact-Site-Verification: -1946568697