Astell&Kern、クアッドDACで真空管アンプ内蔵のハイレゾ・オーディオデバイス「SP2000T」を10月発売

Astell&Kernが、A&ultimaシリーズの最新モデルとして「SP2000T」を発表。


A&Ultima SP2000 Music Player」のクラス最高レベルのサウンドをキープしながら、クアッドDAC、リプレイゲイン機能、通常のOP-AMP(オペアンプ)モード、真空管アンプ、さらに真空管アンプの暖かいアナログ・サウンドとオペアンプの高解像度の透明感を組み合わせたHYBRID AMPモーを切り替えることができる新開発の「トリプルアンプシステム」を搭載した最新のプレーヤーです。


バランスのとれた超緻密なサウンドを再生するESS ES9068AS QUAD-DACを搭載。
1チャンネルあたり2基のDACをデコード専用としていて、これにより、よりきめ細やかでバランスのとれた、奥行きと空間の臨場感に優れたサウンドになっています。

24bit/192kHzまでの音源の音量を均一に調整する「リプレイゲイン」機能があります。

真空管アンプのサウンドを実現するために、2つの3極管「KORG Nutube」を搭載していて、三極真空管と同じ動作をするアノード・グリッド・フィラメント構造を採用。

小型化することで消費電力を大幅に削減しながらも、豊かな倍音を実現しています。また、2.5mm、3.5mm、4.4mmのヘッドフォン出力端子を搭載し、約30,000時間の連続再生が可能です。


また、真空管から発生する内部のマイクロフォニック共振を抑えるため、PCB(プリント基板)から物理的に分離した巧みなモジュール構造を設計。真空管を柔軟なシリコンカバーで固定して機械的な振動を最小限に抑え、磁力でアンプを宙に浮かせて内部のノイズを低減しています。

さらに、内部部品の動作時に発生する電磁干渉を排除するため、既存のシールド缶に導電性の高い超高純度銀メッキを施し、音質に影響を与える外乱から保護しています。

アルバムのアートワークなどを表示する5インチのタッチスクリーン・ディスプレイは1920×1080ピクセルのフルHD解像度、1670万色、441PPIを誇り、クリーンでシャープなユーザーインターフェースデザインとなっています。


デュアルバンドWi-Fiに対応していて、ワイヤレスでのファイル転送を容易にする「AK File Drop」を搭載。

同一ネットワーク上にあるPCやスマートフォン、FTPソフトなどを使って、ワイヤレスでファイルを転送することができます。

また、スマートフォンなどの外部機器と「A&ultima SP2000T」をBluetoothで接続し、「Astell&Kern」のプレーヤーで音楽を高音質で再生できる「BTシンク」機能を新たに搭載。


Bluetooth® 5.0ベースなので、より広い範囲でヘッドホンとの安定したワイヤレス接続を実現するとともに、24ビットのaptX™ HDおよびLDACコーデックに対応。

ストレージ容量は256GBのオンボードメモリーを搭載し、microSDカードスロットで最大1TBまで拡張可能。

価格は1,999ポンド/2,399ドル/2,299ユーロで、10月よりwww.astellkern.co.uk、独立系販売店で販売を開始します。

A&ultima SP2000T



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