一昨年5月にはMatter対応予定とアナウンスされていたIKEAのスマートハブ「Dirigera」ですが、ようやく最初のベータ版が公開されたようです。
The Vergeなどによると、現在はクローズドなテストのみが行われていて、一般ユーザーはテストに加わることはできず、機能的には照明のコントロールだけにとどまるようです。
一般向けのリリース予定は2024年第四四半期。
Matter対応になることで、IKEAの照明はDirigeraハブを通じて互換性のあるMatterプラットフォームに接続できるようになりますが、Dirigera自体はすでにApple HomeKit、Amazon Alexa、Google Home対応になっているので、これらのプラットフォームを使用している場合はMatterになっても、あまり違いがわからないかもしれません。
また、DirigeraハブはMatterコントローラーやMatterデバイスとしてではなく、ブリッジとして動作するため、Apple HomePod、Amazon Echo、Googleスマートスピーカー、照明を使いたい場合にはプラットフォームのMatterコントローラーが必要となるようです。
Matter規格の実装は、IKEAだけでなく、どのメーカーも時間がかかっている様子。
しばらくはHomeKit、Alexa、Google Homeでいいのかもなあ。
Matter対応の「SwitchBot スマートリモコン ハブミニ」が出ました。
現在は特選タイムセール対象で、17%オフの4,980円。
SwitchBotの「ハブミニ」は、SwitchBot製品のほか、赤外線リモコンのテレビ、エアコン、シーリングライトなどをトータルでコントロール可能です。
そのMatter対応モデルとなります。
Matter規格対応であることで、これまでに操作できた家電やSwitchBot製品をAppleのHomeアプリ上で管理したり、スマートスピーカーで音声コントロールしたりできるようになります。
Echoデバイスが正常に動作している状態であれば、Amazonから届いたHub Mini(matter対応)の電源を入れて40秒ほどで使えるようになります。
なお、仕様として、2024年1月時点でのエアコン操作は電源ON/OFF、モード変更、温度調整などに対応。テレビ、照明などの赤外線家電は電源ON/OFFのみ。Matter対応のSwitchBotデバイスはロック、ボット、カーテン、開閉センサー、人感センサー、ブラインドポールの計6製品となっています。
今後、できることが順調に増えていくことを期待したいです。
SwitchBot Japan公式が、3/16に製品を発売するようです。日本市場向けに次世代スマートリモコン Hub 2を3/24に発売することをアナウンスしました。
SwitchBotは、今年1月のCESで、SwitchBot初となるMatterハブ「Hub 2」を発表していて、Amazon USで先行で発売。日本でも来週には発売ということになりました。
「Hub 2」には温湿度計、光センサー、明るさを変えられるLEDディスプレイが内蔵されていて、SwitchBotのBluetooth製品をMatter対応にすることができるので、Apple Homekitでも制御できるようになります。
Amazon USでの販売価格は69ドル。日本だとどれくらいになるかなあ。
日本ではオープンプライス、想定価格9,970円で販売です。
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