「Apple Music」カテゴリーアーカイブ

メルセデスが車内で空間オーディオを実現する「Burmester®ハイエンド4Dサウンドシステム」をアナウンス

メルセデス・ベンツが、Apple Music、Universal Music Groupと提携し、Dolby Atmosで究極の車内音響体験を実現するとアナウンス。

Driving sound forward: Mercedes-Benz partners with Apple Music and Universal Music Group to deliver the ultimate in-car sound experience with Dolby Atmos

Apple MusicのDolby Atmosによる空間オーディオを、Apple以外として初めて車内でネイティブに提供開始。

ユニバーサルミュージック グループが、メルセデス・ベンツ車の音質を基準として楽曲の承認プロセスを公式に決定します。

去年、Apple Musicは、Dolby Atmosによる空間オーディオをiPhone、Mac、HomePodなどのAppleデバイスで提供を開始しましたが、自動車内でネイティブに利用できるようになるのは今回が初めてとなります。

このメルセデス・ベンツの空間オーディオ機能は、最新のMBUX世代を搭載したメルセデス・ベンツ車にオプションで提供される「Burmester®」ハイエンド4Dおよび3Dサウンドシステムにドルビーアトモス没入型オーディオを統合することを基盤としています。

Burmester®ハイエンド4Dサウンドシステムには以下が含まれます。

・31個のスピーカー(上方から音を発する6個の3Dスピーカーを含む)、フロントシートの4個のニアイヤースピーカー、18.5Lのサブウーファー
・音響トランスデューサー8基(各席に2基ずつ配置)
・アンプ2基
・1750ワットのパワー


Burmester®ハイエンド4Dサウンドシステムはオプション設定で、3Dバージョンが4,550ドル、4Dバージョンが6,730ドル。

Apple MusicとBeatsのVPであるOliver Schusser氏は、

Apple Musicにとって音質は非常に重要です。だからこそ、メルセデスと協力してApple Musicの空間オーディオを初めて自動車内でネイティブに利用できるようになることをとてもうれしく思っています。空間オーディオは、アーティストが音楽を創り、ファンが音楽を聴く方法を大きく変えるものであり、言葉では説明できない体験です。メルセデスと協力することで、世界中の加入者に没入感のある音楽を提供する機会がさらに増えました。

と述べています。

Apple Musicロスレス再生:HomePodは将来のアップデートで対応、AirPodsシリーズは対応の予定なし

Appleが、「About lossless audio in Apple Music – Apple Support」でApple Musicのロスレス再生に関する仕様について詳しく説明しています。

About lossless audio in Apple Music – Apple Support

必要な環境としては:

iOS/iPadOS 14.6にアップデートしたiPhoneまたはiPad、macOS 11.4にアップデートしたMacの場合には有線接続のヘッドホン、レシーバー、パワードスピーカー、または内蔵スピーカーで再生可能。

ただし、48 kHz以上の解像度を楽しむには外部のDAコンバーターが必要。

Apple TV 4Kの場合にはtvOS 11.4にアップデートした上でHDMIでAVレシーバーと接続することでロスレス再生が楽しめます。

気になるAirPodsシリーズでのロスレス再生ですが、

AirPods、AirPods Pro、AirPods Max、Beatsワイヤレスヘッドフォンは、AppleのAAC Bluetoothコーデックを使用して、優れたオーディオ品質を実現しています。Bluetooth接続はロスレスオーディオに対応していません。

としていて、将来的にも対応する予定はないということになりそうです。

また、HomePod/HomePod miniに関しては、

HomePodとHomePod miniは現在、AACを使って優れたオーディオ品質を確保しています。ロスレスへの対応は将来のソフトウェアアップデートで行います。
となっているため、将来的にロスレス再生の対応が行われます
HomePod miniはアップデートで対応予定

「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」の場合、最大24bit/48kHzのロスレスオーディオに対応したデジタル-アナログコンバーターを内蔵しているとしながらも、AirPods Max+Lightning – 3.5mmオーディオケーブルという組み合わせでは、”ケーブル内でのアナログ-デジタル変換を考えると、完全なロスレス再生にはなりません。”と説明していて、これは既報の通りとなります。

オーディオフォーマット形式ですが、Apple Musicで提供されるのは「Apple Lossless Audio Codec(ALAC)」という独自のロスレス音声圧縮技術。

AACに加えて、Apple Musicの全楽曲はALACでエンコードされ、その解像度は16ビット/44.1kHz(CDクオリティ)から24ビット/192kHzまで。

なお、ロスレスファイルはダウンロードも可能ですし、ストーリーミングで楽しみたい方もいると思いますが、非圧縮なのでファイルサイズが大きくなることについても理解した上で楽しむ必要があります。




Apple Musicのハイレゾ音源を楽しむには(今のところ)サードパーティ製のハイレゾ対応ヘッドホンが必要です

昨日は「(Apple Musicに)まったく新しい音楽体験がやってきます」というティーザーで24時間ほど大いに盛り上がったのですが、正式にアナウンスされてみると、なんとAppleのオーディオ部門で大きなポジションを占めているAirPodsはロスレスオーディオは非対応ということが明らかに。


この背景についてはいくつかのメディアが書いています。

MySmartPriceなどによるとApple Musicのロスレスオーディオストリーミング機能はApple Lossless Audio Codec(ALAC)をベースにしており、Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタといった有線接続でハイレゾ音源を楽しむことが可能ですが、ワイヤレス再生の場合には状況が異なっていて、これはApple社のAirPodsシリーズはAACのBluetoothコーデックを採用しているという理由があるとしています。

AACは全体的には非常に優れた品質ではありますが、Appleが発表した新しいALACやソニーのLDACコーデックが提供している高解像度のロスレスオーディオ再生には到底及ばず、その結果、AppleのAirPodsの現在のラインナップでは、AirPods MaxでもAirPods Proでも、ロスレスオーディオストリーミングには未対応。

AirPods Maxについては、有線接続を行うと音声信号が複数回にわたりコンバートされ、少なからずロスが生じ、そのために有線接続であっても本来のロスレス音源の再生は不可能ということになるとのこと。

このため、Apple Musicでのハイレゾ音源を楽しむには、アナログオーディオ信号の再デジタル化を行わないサードパーティ製のハイレゾ対応ヘッドホンが必要となります。

Appleの製品ラインナップの中ではAirPods Max/AirPods Proはオーディオ製品として重要なポジションにあるので、この状況は早々に改善されることが期待できそうですが、しばらくの間はAirPodsでハイレゾ音源を楽しむことは難しそうです。




Apple、正式にApple Musicの空間オーディオ、ロスレスオーディオ対応をアナウンス〜でも、AirPodsはロスレス対応してません、、

と思ったら、Appleが正式にApple Musicへの空間オーディオ、ロスレスオーディオを導入を発表


基本的に今回のオシは、画期的で臨場感あふれるオーディオ体験「ドルビーアトモスの空間オーディオ」。

H1チップ、W1チップを搭載したAirPodsとBeatsのヘッドフォン、最新バージョンのiPhone、iPad、Macの内蔵スピーカーで楽しむことができます。

気になっていたロスレスオーディオについてはプレスリリースの下にちょろっと書いてあるくらい。

これ、なんでだろうと思ったら、AirPods ProやAirPods Maxではロスレス再生はできないためのようです。

がっくしですなー。

まあ、空間オーディオについては楽しみたいと思います。




Apple Musicにロスレス機能が追加か。24ビット/48kHzと24ビット/192kHzの対応を準備しているとのソースコードも発見される。

Apple Musicアプリに「まったく新しい音楽体験がやってきます」というティーザー・プロモートが追加。


Twitterでは、Apple MusicのLosslessロゴ、Hi-Rez Losslessロゴが発見されたというツイートもあり、9to5macはApple Musicウェブアプリのソースコードの中に、「Lossless」と「Hi Res Lossless」という音楽に関する新たな記述を発見したしています。


これはAndroidバージョンのApple Musicアプリで発見されたものと一致。

Android版のApple Musicは、24ビット/48kHzと24ビット/192kHzという2種類のLosslessビットレートへの対応を準備している模様。

Androidアプリのソースコードよると、最高品質のLosslessストリームは、3分間の曲1曲で最大36MBのデータを消費するようです。

Losslessの文字列はDolby AtmosやDolby Audioの文字列と並んでいて、AirPods ProおよびAirPods MaxのTHX SPATIAL AUDIO機能で3Dサウンドステージを実現するためにオーサリングされる可能性があります。

[5/3まで]ファミリーマート、10%ボーナス付きの「App Store & iTunes ギフトカード キャンペーン」実施中

ファミリーマートが、iTunesギフトカードを購入すると10%分のボーナスがもらえる App Store & iTunes ギフトカード キャンペーンを行なっています。

期間は2019年4/27(土)〜2019年5/3(金)まで。

「App Store & iTunesギフトカード(1500〜50,000)」のギフトカードを購入し、専用サイトで応募すると、10%分のボーナスがもらえるというものです。

応募は一人最大10枚までとなっています。

USでAmazon EchoスマートスピーカーシリーズがApple Music対応に

Amazon blog dayoneが、Amazonのスマートスピーカー「Echo」が、12/17からApple Music対応になることを伝えています。

これにより、アメリカのApple MusicユーザーはAlexaを介して、お気に入りの曲、アーティスト、アルバムをボイスコマンドで再生することができるようになります。

なお、日本市場での展開についてはアナウンスされていません。



Apple Musicの利用者数は”すでに2000万人を突破”している。

RecodeのCode Mediaカンファレンスで,Appleのインターネット・ソフトウェア,サービス部門のSVP Eddy Cue氏が,Apple Musicは成長し続けており,利用者数は2000万人を超えている,と応えているライブ・インタビューを掲載しています。



Live interview: Eddy Cue, SVP, internet software and services, Apple | Feb.13 at 7:35 pm PT

このライブインタビューの中でEddy Cue氏は,Apple Musicは成長し続けているが,ユーザー数の数字とは関係なく引き続き推進していく方針であるとしています。
また,利用者数についての明確な数字は明らかにしなかったものの,”2000万ユーザーは優に超えている”という表現をしています。

参考:「Apple Music now ‘well past’ 20 million subscribers, Eddy Cue says