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今後のM4チップ搭載製品の発売時期の予想:MacBook Pro、Mac miniは今年。2025年にMBA、Mac StudioとMac Pro

新型iPad Proで最新のM4チップが採用されたので、今後のAppleデバイスには順次採用されていくはずですが、以下はBloombergのMark Gurman記者による予想ロードマップ。

M4チップは来年以降、アップルの他のMacにも搭載される予定だ。

ハイエンドのMacBook Proに搭載されるM4 ProとM4 Maxチップ、M4を搭載したローエンドのMacBook Pro、そしてM4とM4 Proを搭載した新しいMac miniが今年後半に登場するはずだ。

来年は、M4を搭載した新しいMacBook Air、そしてM4チップのハイエンドバージョンを搭載したMac StudioとMac Proに注目しよう。

当然ながら、その先のM5やM6についても開発計画は存在するはずで、Apple製品をどのタイミングで買い替えるかというのは、今後も難易度高くなりそうですね。

とりあえず、iPadに関しては、数年後にiPad AirもOLEDになるだろうし、今使っているiPadで支障がない限りは様子見しても良さそうだなーと思ってます。

Macに関しては、MacBook Air M3は2年ほどは使う予定だけど、来年のM4搭載MBAが速度以上の新機能があれば買い替えを検討予定。

特に必要性を感じなければ、2026年のM5チップ搭載MBAまで待とうかなと思ってます。

そして、買い替えるAppleデバイスはMac製品だけじゃないというのがなかなか難しい所です。

Vision Proも来るだろうしなあ。




Appleの生成AI計画:M2 Ultraベースのデータセンターとデバイス上での処理の2本立て

Appleの生成AIは、クラウドベースとデバイスベース両方を使うという話が出ています。

今後のAppleデバイスの上位モデルにはM4搭載がデフォの可能性大。

Bloombergが伝えているのは、AppleはM2 Ultraチップをデータセンターに採用して、複雑なAIクエリーを処理し、単純なタスクはデバイス上で処理するという計画。

先日の新型iPad Proには、AI処理性能を向上させた最新のM4チップが搭載されていて、今後のApple製品の上位モデルにも順次採用されていくと思われますが、データセンターではM2 Ultraチップを採用の見込み。

以前にWSJは、Appleはセキュリティとプライバシーを確保するため、データセンターに持ち込むカスタムチップを作りたいと考えていると報じていました。

M2 UltraチップはAppleのデータセンターに配備され、最終的にはサードパーティが運営するサーバーにも配備される予定。

生成AIではOpenAIなどの他の生成AIサービスとの連携も模索されているようですが、強力なデータセンターも用意されるようです。いずれにせよ、来月のWWDCでは詳細な内容がアナウンスされそうです。



iPad Pro M4のベンチマーク:M2モデルよりも50%以上高速という話はマジでした

iPad Pro M4のGeekbenchベンチマークによると、Appleがアナウンスしていたとおり、M2を搭載したiPad Proと比較して50%以上高速になっています。

Geekbenchベンチマーク・データベースにあるiPad Pro(2024)の測定データでは、シングルコアで3,810ポイント、マルチコアで14,541ポイントを記録。


iPad16,6 – Geekbench

このベンチマークはiPad Pro(2024)は16GB RAMの上位モデル。8GB RAMのモデルの場合には少し数値が下がると思われます。

M4チップは、4つのパフォーマンスコアと6つの効率コアを備えた10コアCPUが搭載。10コアのGPUと16コアのニューラル・エンジンが統合されています。

M4チップのパフォーマンスコアのクロックは4.4GHzで、前モデルより25%近く高速化。

この「iPad16.6」と「iPad Pro 11インチ 第四世代(16GB RAM)」を比較するとこうなります。

ついでの情報で、少し乱暴というか、比較対象としてはベストじゃないのですが、macOSベースの「MacBook Air M3 15″ 16GB RAM」と比較するとこうなります。

M3は「Apple M3 @ 4.05 GHz 1 Processor, 8 Cores」、M4は「ARM @ 4.40 GHz
1 Processor, 10 Cores」。

M3からM4はクロック数は約10%増し。ベンチマーク数値としてはシングルコアが82.0%、マルチコアが81.4%。

M4 iPad Proは間違いなく劇的性能のタブレットなことは間違いなく、来月のWWDCで発表されるM4の性能を活かした生成AIがどんなものになるのかは、かなり気になってきました。

新型OLED iPad ProにAI特化のM4チップが採用される説?

Bloombergによると、5/7にアナウンス予定のiPad ProにはM3チップではなく、AI特化のM4が採用?みたいな話が出てますね。

新しいiPad Proに搭載されるチップは、M3ではなくM4になる可能性が高いと聞いている。さらに言えば、アップルはこのタブレットを同社初の真にAIを搭載したデバイスと位置づけ、それ以降の新製品をすべてAIデバイスと喧伝すると私は考えている。これはもちろん、ここ数年でテック業界を席巻したAIブームを受けてのことだ。

こうなると、当初3月アナウンスと言われていたiPad Proが5月になった理由もわかります。

とはいえ、M4チップが、こんなにも早く調達できるんだろうか。無理じゃないかなーとも思うんですけど。

Appleとしては、5月にAI特化のM4チップを採用した新型iPad Proをアナウンスし、6月にWWDCで強力なAI戦略をアナウンスし、次のiPadOS 18を実際に新型iPad Proでデモンストレーションできれば、今までの遅れを取り戻せるかもしれません。

採用されるのはGoogleのGeminiか、OpenAIか、あるいは、両方なのか、、、。




今年末にはM4 MacBopok Pro。来年は全モデルがM4ベースになるという予想

Apple Siliconのロードマップは、M3で一息つくわけではなく、むしろ、AI対応に向けて、さらに加速するようです。

BloombergのPower Onでは、M4搭載Macの発売時期の予測が出ています。

・M4を搭載したローエンドの14インチMacBook Pro、2024年末頃に登場
・M4を搭載した24インチiMacも年末頃に登場予定
・M4 Pro/Maxチップを搭載した新しい14インチと16インチのハイエンドMacBook Pro、2024年末から2025年初頭に登場予定
・2024年末から2025年初頭にかけてM4とM4 Proの両構成のMac mini
・新しい13インチと15インチのMacBook Air、2025年春頃に発売予定
・ハイエンドのM4チップを搭載したMac Studioは2025年半ば頃
・M4 Ultraチップを搭載したMac Proは2025年後半に登場予定

Gurman氏が書いているところによると、アップルは、MacのチップアップグレードをiPhoneのような年次更新サイクルに移行させようとしていて、計画通りに進めば、2024年末にはM4チップ搭載の最初のMacを発売予定。

大きな焦点は、膨大な処理能力を必要とするデバイス上の人工知能をサポートすることだ。

同社はM4の3つの主要なバリエーションを計画している。Donanと名付けられたベースチップ、M3 ProとM3 Maxに取って代わるコードネームBravaと呼ばれる上位バージョン、そしてHidraと名付けられたM4 Ultraだ。昨年末、アップルは通常のM3、M3 Pro、M3 Maxをリリースしたが、M3 Ultraは市場に出ていない。(アップルは新しいウルトラのためにM4ラインまで待つことを選択することもできるが、M3のバリエーションが社内に存在することは注目に値する)。

ということで、買い替えを控えている方は、最新のM3ベースのMacBook AirやMacBook Pro各シリーズを見送って、年末のM4まで待つというのも選択肢に入ってきますね。

AI分野に追いつき追い越せのAppleなので、M4に関してはリミットを外して、さらに一段上の性能に仕上げてくるかもしれません。

また来年買い替えかあ、、、。




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