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USで「バッテリーゲート」集団訴訟の和解金支払いが開始

Appleが、「バッテリーゲート」集団訴訟の請求に対する小切手の送付を開始しました。

iPhone 7 Plusも対象です。

2017年に始まった「バッテリーゲート」集団訴訟は、Appleが古いバッテリーを搭載したiPhoneの動作速度が故意に遅くしているというもので、単に携帯電話のバッテリーを交換するためにお金を払うのではなく、早期のアップグレードに人々を駆り立てたという主張も含まれていました。

その後、2020年に、Appleは集団訴訟の代理人を務める法律事務所と和解し、和解金として、最大5億ドルを支払うことで合意し、昨年12月には専用ページで申請を受け付けていて、その支払いが今月から始まったとのことです。

MacRumorsは、この対象になるユーザーは92.17ドルの小切手を受け取ったことを伝えています。

今回はアメリカの集団訴訟であるため、日本国内に在住しているユーザーは対象ではありません。

対象となる機種は:iPhone 6、6 Plus、6S、6S Plus、7、7 Plus、iPhone SE第一世代。

こちらは初代iPhone SE

「バッテリーゲート」問題が解決したのは何よりですが、適用が及ばないエリアに住んでいるとはいえ、日本で対象機種を使っていたユーザーは複雑ですよね。

同じ仕様のシステムアップデートで、同じように速度低下があったわけだし。

僕もiPhone 7 Plusを使っていたんだけどなあ、、。まあ、1万円くらいのものなので、別にという感じもありますけどねえ。

今月末にiPhone 6 Plusがビンテージ製品リスト入り

今となっては、僕の中では懐かしい機種リストに入ってる「iPhone 6 Plus」ですが、Appleは12月31日にiPhone 6 Plusをビンテージ製品リストに追加する予定です。


(当時としては)大型の4.7インチと5.5インチのディスプレイを搭載したiPhone 6 / 6 Plusは、2014年9月19日発売。

ビンテージ製品は販売流通を終了してから5年以上が経過したモデルに適用され、Apple StoreおよびApple正規サービスプロバイダでは、部品の在庫状況に応じて、最長7年間、ビンテージ製品の修理を継続しています。

「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」は、アップルがこれまで販売してきたスマートフォンの中でも最も人気の高い製品でした。iPhone 6 Plusは2016年に販売を終了しましたが、小型のiPhone 6は少なくとも2018年まで一部地域の小売店で販売され続けているため、ビンテージ製品となるのは、まだ先になります。

なお、iOSの対応状況としては、2019年リリースのiOS 13からは、iPhone 6とiPhone 6 Plusのサポートを終了。

もしまだiPhone 6 Plusを使っていて、もっと長く使うために修理したいのなら、そろそろ最後のタイミングになりそうですが、保証が切れているiPhoneの修理は高価なのでコストを考えると、安く入手できるiPhone 12 miniやiPhone SEに機種変するのもありかもです。