Counterpoint:2023Q1米国市場のスマートフォン出荷数が17%減少。ただし、Appleはシェアを拡大。

Counterpoint Technology Market Researchによる、米国の2023年第1四半期スマートフォン市場の出荷数は前年比17%減少。

ただ、Appleのシェアは大きくなりました。

これはメーカーが流通在庫の調整を行ったこと、2022年下半期から、インフレの影響があり、マクロ経済の圧力で消費者需要が冷え込んだことが要因。

特にローエンドの機種に影響が大きく、新しいスマートフォンへの買い替えを見送ったユーザーが多く、販売の落ち込みが指摘されています。

ただ、マクロ経済の圧力による影響は機種よって異なり、ニッチなカテゴリーの方が売れ行きは好調。たとえば、SamsungのGalaxy S23の出荷は前年同期比で二桁増加していて、ローエンドとプレミアムモデルとのギャップは広がっており、ミドルクラスのカテゴリーが「真空状態になっている」と表現しています。

今年は主要なメーカー全てで出荷が落ち込み、Appleも前年同期比で減少しましたが、市場シェアは増加という結果になっています。

また、アソシエイトリサーチディレクターHanish Bhatia氏は、折りたたみ型は今年注目度がとても高く、ニッチなカテゴリーは好調になり:

若者や初めてのスマートフォンユーザーの間に広がるAndroidからiOSへのシフトの風潮は、Android端末メーカーにとって主要な頭痛のタネとなるだろう。

ともコメントしています。

初のUSB-Cポート搭載になるであろうiPhone 15シリーズ待ちのユーザーは結構多そうですよね。




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