Foxconn、「iPhone 12シリーズの好調な出荷が収益を支えている」

Reutersが、Foxconnの投資家向けカンファレンスでiPhone 12の需要が大きいことや、引き続き、アメリカ国内の製造拠点への投資を継続するという話が出ていたことを伝えています。


100億ドルを投資したアメリカのウィスコンシン州のFoxconn工場は、トランプ大統領が進めた国内生産と雇用促進対策の象徴の一つだったものの、結果的には2019年に税額控除を得るのに十分な雇用を創出せず、また、トランプ大統領自身も2期目が確定しているわけではありません。

ただ、Foxconnは投資計画は米国大統領が誰であるかに依存しているわけではなく、市場の需要によって新たな生産ラインを建設するという選択肢を模索していて、当初予定されていたサーバー、通信、人工知能関連の製品だけではなく、テレビ用の大画面ディスプレイの代わりにディスプレイの小さな製品を作るという話をしています。

また、最高財務責任者のDavid Huang氏は、第3四半期の売上高はクライアントによる製品発売の遅延により7%減少したものの、スマートフォンとサーバーの両方で「予想以上に」需要があり、Appleの新しいiPhone 12の好調な出荷が収益を支えていると述べています。

アナリストとリュー・ヨンウェイ会長は、このiPhone 12の需要は数ヶ月続くと予想。

台北のFubon Researchのアナリストによると、Foxconnは全てのプレミアムモデルとその他のモデルの70%を組み立てる可能性が高いと述べています。




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