古いMacにもインストール可能な「Chrome OS Flex」アーリーアクセス版が公開。[認定モデル情報を追記]

古いIntel MacやPCが、”数分”でChrome OSデバイスとして蘇ります。

Chrome OS Flex」のアーリーアクセス版がリリース。


Google(というか、Chrome Enterprise)曰く、「Chrome OS Flex」は”クラウドベースの管理による最新のコンピューティングを簡単に試すことができる”方法で、個人であれば無償で使用することができ、古いMacやPCの寿命を延ばし、廃棄物削減に繋がるとのこと。


試したい場合には、最初のステップとして、Chrome OS Flex入りのブータブルUSBメモリを使って試用し、その後にMac/PC自体にインストールする方法を推奨。


んー、何よりも「Chrome OSで一体何ができるの?」とかが疑問点ですが、「Chrome OS(オペレーティング システム)- Chrome Enterprise」で一応、丁寧に解説されています。

だがしかし。この公式ページの解説も、どうもとっつきにくいですよね。

使って楽しそうな雰囲気は皆無。

ビジネス視点では、常にアップデートされたクラウド ファーストのオペレーティング システムであるため、セキュリティは安心感があります。

基本的に「Chrome OS Flex」には、Googleアシスタント、Chromeブラウザ、Nearby Sharingを含むため、すべてのChromebookに同梱されているChrome OSと同じルック&フィールを実現するようです。

Googleは古いPCをChrome OSマシン化する「CloudReady」のデベロッパー、Neverware社を2020年に買収していて、今回の「Chrome OS Flex」にはその技術が使われていると考えて良さそうです。

対応が確認されている各社のモデルは「Certified models list – Chrome OS Flex Help」に公開されていて、Mac製品は以下の通り。(2022年2月18日現在)

Macbook Pro 9.2が「Verified to work」で、他は「Minor issues expected」。

Macbook Pro 9.2というのは「MacBook Pro (13-inch, Mid 2012)」です。


なかなか古い機種なので、もう売っちゃったよ!という人も多そうな気もします。

なお、今回のバージョンは、まだアーリーアクセス版なので不安定であっても文句は言えません。

バグを解消したステイブルバージョンは、今後数ヶ月中にリリース予定です。

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