iPhone 13シリーズが好調な需要で入手まで平均1ヶ月。AppleはA15 Bionicチップの製造注文を増加
DIGITIMESが、Appleは新しいiPhone 13のチップ製造を増加させることに成功したと伝えています。
いつも通りサプライヤー筋からの情報。
その情報によると、Appleは前の世代のモデルのチップ注文を少なくし、その分をiPhone 13用チップに割り当てるようで、TSMCはウェハースタートを活発化。
現在販売されているiPhoneは「iPhone 12」「iPhone 12 mini」「iPhone 11」「iPhone SE 2」。
「iPhone XR」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」は「iPhone 13」シリーズを発売した際に販売終了しています。
現在、iPhone 13モデルのすべての構成で出荷の遅れが見られていて、米国、カナダ、英国では3~4週間の出荷の遅れ。
日本でもiPhone 13で2週間〜3週間、13 miniで2週間程度、13 ProとPro Maxは4週間〜5週間程度かかります。(いずれも256GBモデル)
サプライヤーがiPhone 13のA15 Bionicチップ製造に比重を置くことで、iPhone 13シリーズは今よりは手に入りやすくなりそうですが、旧モデルの方は現在の在庫がなくなると品薄になる可能性もあります。
なお、アナリストの報告によると、iPhone 13の注文は初期販売が好調な中、短期的な部品の品不足は最小限に抑えられており、納期が長くなっているのは供給不足ではなく需要の高さの結果であると考えられるとしています。