kuo氏:AI機能搭載スマートフォンの出荷は続くものの、iPhone 16シリーズ次第で楽観視できない様子

Ming-Chi Kuo氏による、今後のスマートフォン市場予想アップデート。


Samsung Galaxy S24 的裝置端AI關注度已經降溫了嗎?這對裝置端AI趨勢的意涵為何?/ Has the AI-driven hype for Samsung’s Galaxy S24 cooled off? What does this mean for on-device AI trends? | by 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) | Aug, 2024 | Medium

Samsungは、2月にAI機能を搭載したGalaxy S24を発売していて、これは予想以上の初期需要につながったものの、4月以降は出荷の勢いが鈍化。

折りたたみタイプの新モデル「Z Fold 6」「Z Flip 6」についてもAI機能がアピールされていますが、2024年7月の予約注文は前年同月比で10%減少していて、今年のサムスンの折りたたみ式携帯電話の総出荷台数は、昨年より若干減少し、約800万~900万台と推定されています。

製品トレンドとしては、今後も各社のスマートフォンはAI機能を搭載していき、引き続き、ユーザーの買い替え需要を促進するかどうかにかかわらず、特定の部品ベンダーはこの傾向から利益を得る可能性が高いとしています。

最後にAppleについて以下のように触れています。:

一部の市場関係者は、オンデバイスAIによってスマートフォンやPCの出荷台数が劇的に増加すると楽観視している。しかし、iPhone 16シリーズが下半期に発売された後、アップル・インテリジェンスにより予想を上回らなかった場合、この楽観論は修正される可能性があり、短期的には関連銘柄の下振れリスクにつながる可能性がある。

iPhone 16シリーズでApple Intelligenceが使えるのは、まだ先だとしても、iPhone 16シリーズの買い替え需要はそこそこあるんじゃないかと思うんですよね。

USB-Cポート移行後の2世代目だし、今後のAI対応を見越してメモリーなどの仕様もアップすることを考えると、早めにゲットしたい人が多いかもしれない。

ただ、来春まで待つというのもありかも。

Apple Intelligenceの日本語フル対応になってから、とか、もしかしたら為替水準を反映した価格設定になるかもだし。

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