Other Intrests.(2015-02-04)

  • Appleの建設中の新社屋をドローンで撮影したムービー「Apple Campus 2 February Update in 4k」。

    その大きさをいろんな角度で見れます。

  • Photos show Michael Fassbender as Steve Jobs, Seth Rogen as Steve Wozniak in upcoming film

    お,この写真だと,Michael Fassbenderはいい感じにはまってるようにも思えます。期待度アップ。

  • The Cove」,英語版「THE COVE (full video) DOLPHIN INDUSTRY」はYouTubeにもアップされていたので,観てみました。

    まあ,結論から言うと,そんなに言うほどの秀作ではありませんでした。

    マイケル・ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン(字幕版)」や「華氏 911」クラスとはいかないまでも,その方向かなと思っていたので,むしろ残念感が大きい。

    賢くて,かわいい動物は殺さないに越したことは無いし,その意味では,フィルムに登場するイルカ擁護派の気持ちもわからなくは無いけど,各主張を裏付ける緻密なデータを見せるというよりも,それぞれの思い入れや気持ちや憶測で感情に訴える場面が多く,また,日本や太地町のイルカ文化,鯨文化に対しての理解も浅く,理解しようという方向性も感じない様子で,さまざまな方向からの新しい視野を示してくれるドキュメントというよりは,ドキュメントテイストのプロパガンダフィルムに思えました。

    映像の全編に渡って,イルカ擁護運動家は慈悲深く,問題意識を持っている正義の味方なキャラクターであり,太地町の漁師や役人,警察官はそれを邪魔するヒール役として演出されています。

    ただ,日本国内の話ですから,当然ながら,アメリカのように警察官が強く警告を与えることも無いですし,拳銃でポインティングしているわけでもありませんし,言うことを聞かなかったから,逮捕するなんていうことも無いです。

    隠し撮りのカメラを設置する場面がスリリングだという感想も読んだのですが,そんなに持ち上げるほどの緊迫感はありませんし,その緊迫感は取材陣の過剰な想像による,自分たちのナレーションによるものだけでした。

    エンディング近くには,その映像があって,もちろんあまり気分良くは無いのですが,ボクにとっては,以前に別のフィルムで見た,牛のと畜現場の方が,数十倍も衝撃的でした。

    まあ,イルカだろうが,牛や豚,鶏であろうが,動物を食用として加工していく場面は,決して気持ちの良い映像であるはずもなく,その意味では同じ類いのものかと思います。

    キーパーソンとして,「わんぱくフリッパー」のイルカの調教師のリック・オバリー(Wikipedia)が出てきて,昔,金儲けでイルカの調教をしていた自分にも今の現状の責任がある,それを死ぬまでになんとか変えたいというメッセージが涙を誘うのですが,なんというか,個人的に自分の人生を振り返って懺悔するのは自由だと思うし,心ゆくまで自分が感じている罪を償えばいいと思うのですが,手前勝手な懺悔のターゲットにされた太地町の関係者からすれば,たまったものじゃないなとも思います。

    イルカ擁護派の各主張に対しての日本の行政機関の回答としては「イルカ漁等に対する和歌山県の見解(英語版:Wakayama Prefecture’s Views on Dolphin Fishery)」が公開されているので,あわせて読んでおくと吉かと思います。

    また,イルカに含まれている水銀については,「水銀汚染のイルカ肉、食べても大丈夫?」あたりも読んでおくと良いかと思います。

     

  • ひとまず。

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