AirPodsに搭載されそうなセンサーはいつの間にか9種類。そして、AppleのSVPが12人も退任していたこと。

今週のPower on by Mark Gurman氏では、最近のAppleでの頻繁な副社長の交代、そして、ここ数年の間にAirPodsに搭載されるかもしれない新機能など。

img via Apple

将来のAirPodsには、再び、健康関連のセンサーが搭載されるという話が出ています。

この話は以前にも出ていたことで新しいことではなく、Appleの特許出願内容には、

・耳とPPG(Photoplethysmogram)センサーを使って心拍数をモニターし、耳の皮膚の血流を特徴付ける生体認証センシング機能
・心電図センサー
・インピーダンス心電図
・ガルバニック皮膚反応
・VO2センシング
・温度計
・心拍数
・体温
・発汗

をモニタリングするといったものも含まれています。

これらの特許は2014年、2017年に出願されているので、Appleがイヤホンにセンサーを内蔵して、Apple Watchの代わりとしても機能させたり、より高度な機能をiPhoneも含めて連携させるようなソリューションに発展していくことも想像に難くないと思います。

ただ、問題なのはやはり消費電力、バッテリーだと思うんですよね。この辺はバッテリー性能が上がらない限り、実用化は難しいのかもと僕は思っています。

もう一つ大きなトピックとしては、Appleのスタッフの刷新について。

Gurman氏によると、2022年後半から現在までに、12人の副社長が退任していて、これは例年にない規模と指摘しています。

この中には工業デザイン、オンラインストア、情報システム、Appleのクラウドへの取り組み、ハードウェアとソフトウェアエンジニアリングの側面、プライバシー問題、新興市場での販売、購読サービス、調達などの分野を監督する副社長が含まれています。

ほとんどのポジションは、同じ分野で仕事をしていたスタッフに責任が再分配されたため、今までの方向性に大きく影響を与えることはないと思われます。

見直しが行われた理由には、株価が3年間大きく上昇した後、昨年は30%近く下落していることも関連しているとみられ、経費の削減と組織のスリム化を目指しているのかもしれません。

ただ、Tim Cook CEOとその後継者と目されるウィリアムズ執行役員の年齢差は2歳であり、今後数年の間にトップレベルの経営陣、執行委員の退任などは続いていく可能性が高いと考えられています。

Tim Cook CEOは元気そうだし、しばらく続けても良さそうですけどね、、。




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