複数の国で「Reality One」「Reality Pro」「Reality Processor」の商標登録申請が行われてるけど、日本ではこんな感じでした。
Bloombergによると、Appleが開発中のAR/VRヘッドセット名称と思われるトレードマークの登録申請がUS、EU、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、サウディアラビア、コスタリカ、ウルグアイで行われたようです。
登録されたのは、”Reality One”、”Reality Pro”、”Reality Processor”の3つ。

なお、OSについては、今年初めにはrealityOSの名称で商標登録が行われています。
今回の申請は、すべて、2月に設立されたImmersive Health Solutions LLCによる登録で、通常、発覚を避けたいと考える企業の届出に使用されるシェルカンパニーです。RealityOSの商標登録も同じ会社が使われていました。
一応、日本国内での状況を調べてみましたが、”Reality One”の商標は、iPhone ARアクセサリーを開発している「HoloKit」が登録していました。

HoloKit Incは、2017年にオープンソースのARヘッドセットHoloKit 1を発売したAmber Garageからスピンオフした企業。
コンシューマー向けで、手頃な価格のメタバース対応ARヘッドセットHoloKit Xを発表しています。
“Reality Pro”の商標はパナソニックi―PROセンシングソリューションズ株式会社、The Alliance for Climate Protectionが登録しています。
“Reality Processor”は0件。
realityOSの商標はRealityo Systems LLCが昨年末に申請していて、現在審査待ち。

Appleが新しいハードウェアのカテゴリーを追求したのは、Apple Watch以来、7年ぶり。
Tim Cook CEOもかなり気合を入れているようなので、来年の発表が楽しみです。