M3はどうなる?5nm製造プロセスになるけど、M2との性能差はそれほどでもない説もあり。

M3チップの発表も少しづつ近づいてきている(はず)ですが、ここまでの情報をちょっとまとめてみます。

まず、M3は3ナノ製造プロセスで製造されるため、5ナノプロセスで製造されているM2よりも基本性能が大きく向上すると予想されています。

コアの高密度化が行われると、各コアの性能と効率が向上するので、根本的に別物な使用感になる可能性もありそうです。

ただ、今までの5nmプロセスの製造工程では作れないので、新たに工場設備を整える必要があり、当然ながら歩留まりが悪くなり、それに伴って価格が上昇する可能性は高いです。

Bloombergが最近報じた内容では、M3 Proチップの基本構成は12個のCPUコアと18個のGPUコア、最大36GBのRAMを搭載すると報じていて、ベースラインのチップで比較するとM3 ProチップはCPUコアが2つ、GPUコアが2つ増えることが示唆されています。

また、ベースラインのM3 ProはRAMの上限も若干高く、M2 Proチップの32GBに対して最大36GBをサポートする模様。複数のチップを組み合わせるM3 MaxやUltraなどは、さらに性能数値が向上する見込み。

Apple’s M3 chip: Predicting the performance gains | Macworldでは、過去のアップデートとコアの増加に基づいて、M3チップの潜在的な性能向上を予想していました。

ここで出ていたのは、より現実的な内容で、”Appleは効率とパフォーマンス向上の間で独自のバランスを取るかもしれない”としていて、性能自体はM2からは大きく向上させず、バッテリー寿命の改善などにフォーカスする可能性も指摘しています。

この場合、M1からM2程度の性能向上に設定されるということになります。

M3チップを搭載した最初のMacは、13インチMacBook Air、24インチiMacの新バージョン、そしてM3 MacBook Proが含まれる、というのはBloombergの見方。

14インチや16インチのMacBook Proなど、MacのハイエンドモデルがM3チップにアップデートされるのは、2024年初頭から半ばになる見込み。これらのマシンにはM3 ProとM3 Maxチップが搭載される予定。

また、来年のどこかで、Mac StudioやMac ProなどのハイエンドMacにもM3 Ultraチップを搭載することになる、来年初めにはM3チップを搭載した新バージョンのiPad Proがリリースされるというのが現在の予想です。




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