Apple純正のThunderbolt 4 Proケーブルはなんでこんなに高いの?を検証

なぜ、Apple純正のThunderbolt 4 Proケーブルは高いのか?という疑問をChargerLABがティアダウンしながら検証しています。

春にMac StudioとStudio Displayと同時に発表された、Apple純正の新しいThunderbolt 4ケーブル「Thunderbolt 4 Proケーブル(1.8m)」「Thunderbolt 4 Proケーブル(3m)(近日発売)」は、最大40Gb/sのデータ転送と最大100Wの充電が可能ですが、価格は14,800円と17,800円。結構、「おお?」と思う価格帯です。


USB Type-Cコネクタと同じ差し込み口であるため、「なんでこんなに高いの?」という疑問も湧きますが、中身はもちろんThunderbolt 4仕様のプロ用ケーブルであり、実際に分解してみると、いくつもの最新チップを使い、非常に精巧に作られており、価格相当の価値は十分ありそうです。


まず、その外装は編み込みデザインにより、絡まらずに巻き取りできて、耐久性を高めているのが特徴。

直径5mmにもかかわらず、内部に19本のワイヤーを持つ同軸ケーブル構造となっています。

防水・防塵のファイバー層で保護され、その下には熱可塑性エラストマー素材(TPE)でできた別の保護材、シールド用の薄い箔層があり。


19本のワイヤーのうち、電源に使われる錫メッキ銅線は5本。

動画では、ほとんどの線が銀メッキと純銅メッキであることに注目していて、USB 2.0の伝送に使用される白いプラスチックで覆われた2本の配線も紹介されています。

ブラックのハードプラスチックと真鍮製のスリーブで保護されたコネクターの内部には、Thunderbolt接続を管理し、信号のジッターを低減するための信号再構成器として機能するIntelチップがあります。


また、両端のコネクタには24本のピンがあり、すべて金メッキ処理が施されています。

ChargerLABは、AppleのThunderbolt 4 Pro Cableは、信号伝送を安定させるライセンス取得済みのIntelチップなどの、耐久性が高く干渉の影響を受けにくいプレミアム素材で構成されていて非常によくできているとしていて、常に大容量のデータを転送するプロフェッショナルにとっては、このクラスで最高のケーブルになると結論づけています。

Thunderbol 4接続で信頼度を安定度を優先するなら、Apple純正のThunderbolt 4 Proケーブルを選ぶのがいいかも。3mバージョン欲しいなあ。

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