Teslaのデザインエグゼクティブ曰く「Apple製品の悲しいところは、何も楽しみがないようなところ」

Teslaの上級デザインエグゼクティブ、フランツ・フォン・ホルツハウゼン氏はアップルの新しいデザインについて「期待するものは何もない」と述べています。

これはSpike’s Car Radioで述べていたもの。


インタビューの中では、他社の製品やデザインからのインスピレーションについて質問があり、ホルツハウゼン氏はApple Watchはフィットネス機能のために身につけているが、それ以外には「あまり目的を見いだせない」と述べ、Appleデザインについては「同じものを少し改良したもの」「期待するものは何もない」としています。


実のところ、フィットネスの面だけでApple Watchを着用しています。言いにくいのですが、それ以外には、あまり用途を見いだせませんでした。

今のApple製品の悲しいところは、何も楽しみがないようなところです。ただ続いているだけのような気がします。それはちょうど同じものを少し洗練したようなもので、彼らがやっていることでインスピレーションを受けることは困難だった。


TeslaのElon Musk CEOは、以前にApp Storeについて「壁に囲まれた庭」という表現をしていたり、MacBookやiPhoneのバッテリーにコバルトを使用していることを問題視。
Appleが提供するCarPlayやApple Musicではなく、Spotifyを採用するなど、一定の距離をとっているようにも見られます。

Teslaからしてみれば、AppleはEV市場において将来的には競合する可能性のある企業のため、依存度を下げることを選択しているかもしれませんし、今回のシニア・デザイナーの発言も経営方針に沿ったものという考え方もできます。

個人的には、ホルツハウゼン氏の今回のコメントは一部で同意してしまったところもあり。

特にノージェンダーなApple Watch、それを大きくしたようなAirPods ProMax。
この辺はかなり強力なリデザインをしてもらいたいなと思ってます。

ただ、ここ数年のMacBook ProやiPad Pro、iPhoneのデザインの方向性はしっかり進歩しているように思えるし、ホルツハウゼン氏のいう”同じものを少し洗練したようなもの”という表現には当たらないと思います。

まあ、デザインの好みは人それぞれ。

ホルツハウゼン氏の見方に同意する人もいるだろうし、逆の人もいるでしょうし。

少なくとも、Teslaの経営陣はAppleに忖度せずに自由に意見を言えるだけの実績、ポジションを確立していることを自認しているのは間違いなさそうです。


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