Appleが、EV開発に続いて、microLEDの自社開発プロジェクトも中止へ

Appleは、microLEDの自社開発プロジェクトも取りやめにするようです。


img via:OLED vs. QLED vs. MicroLED: Unveiling the Future of Display Technology – Mainpcba One-stop PCB Assembly Manufacturer

BloombergのMark Gurman氏によると、アップルはもはやApple Watch用のディスプレイを自社で設計・生産する計画はないとのこと。

microLEDの開発プロジェクト関係では、製造を打診していたオランダやオーストラリアが相次いで、業績予想の下方修正を発表したことで、計画の縮小や延期が予想されていましたが、今回はさらに踏み込んだ内容で、そもそもの計画を見直すというものです。

その理由としては以下のようになっています:

マイクロLEDスクリーンは、その利点の割に十分な量を生産することが難しかった。製造には最先端技術と、LEDの転写と呼ばれる複雑なプロセス(ディスプレイにピクセルを配置する作業)が必要だった。アップルはmicroLEDスクリーンの設計と製造工程を所有していたものの、大量生産とLED転写のような作業を処理するために多くのパートナーを雇った。

Bloomberg記事では、この研究開発プロジェクトの中止により、Appleのディスプレイ部門は数十人の人員削減を余儀なくされるとのこと。ただ、Appleは将来の製品のためにmicroLED技術への投資は続けるようです。

Appleは今年に入って、さまざまな開発計画の見直しや終了を行なっていて、大型の開発案件としては、ここ何年も噂されていたEV開発「Project Titan」に続いて、二つ目になります。

これ以外の小さい規模の開発計画も見直しが進んでいるのかもしれません。




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