Apple初の折りたたみMacBook情報アップデート:計画が早まり、20.25インチに加えて、18.8インチも検討

Ming-Chi Kuo氏が以前から伝えていた、Apple初の折りたたみデバイス=MacBook製品の情報アップデートを行なっています。


Apple的首款折疊產品 — 全螢幕折疊MacBook調查更新 / Apple’s first foldable product — the full-screen foldable MacBook survey update | by 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) | May, 2024 | Medium

・パネルサプライヤーと可能なサイズスペック LGDが独占的パネルサプライヤー。アップルは20.25インチの選択肢に加えて、代わりに18.8インチパネルの使用も検討している。この2つのサイズの違いは、折りたたんだフォームファクターで、それぞれ14-15インチと13-14インチのノートパソコンのデザインに対応する。

・生産スケジュールとプロセッサー パネルとアセンブリの目標量産スケジュールは、それぞれ4Q25と1H26である(前回の見積もりは2027年)。プロセッサはM5シリーズを採用する予定。
折り目のないパネルを設計目標とするため、パネルとヒンジのコストが非常に高くなる

・アップルはパネルに可能な限り折り目をつけないことを目指しており、パネルとヒンジの両方に高い設計仕様が要求される。その結果、パネルとヒンジのコストは非常に高くなる。現在の予備見積もりでは、パネルとヒンジのコストはそれぞれ600〜650ドル、200〜250ドル程度とされている。量産時までに生産歩留まりが大幅に改善されれば、これらのコストは下がる可能性がある。

折りたたんだ状態で14-15インチサイズのMacBookは開くと20.25インチ

折りたたんだ状態で13-14インチのMacBookは開くと18.8インチ

今のM3 MacBook Airは開いたらどれくらいなんだろう?と測ってみたら、こんな感じでした。

MacBookは完全にフラットにはならないので、あくまでも目安の数字ですが、この状態で53センチ。

これがフラットになる場合には、プラス6〜7センチになり、となると60センチ近くなると思います。

今回の予測情報での大型サイズは20.25インチ(51.435センチ)。となると、ハードウェア・キーボードやトラックパッドをつけるスペースは無いので、タッチパネルディスプレイで、ソフトウェアキーボードという仕様になる可能性が高そうです。

となると、以前に出ていた折りたたみiPhoneコンセプトのイメージが近いかも。これの横長バージョンが近いかな。

こちらは2019年2月に公開されたLetsGoDigitalによるコンセプト画像

また、このApple初の折りたたみデバイスの実現に向けて、LGD(パネル)とアンフェノール(ヒンジ)はAppleの独占開発パートナーになりました。

Appleは通常、革新的な設計がもたらす製造上の課題を克服することにリソースを集中させるため、これは従来通りです。

BOMコスト/価格と出荷台数の予想: ディスプレイとヒンジのコストが高いことから、折りたたみ式MacBookは高価になる可能性が高い。アップルが量産前に歩留まりを大幅に改善し、コストを削減しない限り、折りたたみ式MacBookのBOMコストは現行のVision Proのそれに近づく可能性がある。しかし、折りたたみ式MacBookは製品の位置付けがより明確であるため、出荷台数はVision Proのそれを大幅に上回ると予想される。2026年の出荷台数は100万台を超えると推定される。

ということで、30〜40万円あたりがプライスポイントになりそうですが、円安の水準が今のままであれば、もっと高くなることも考えられますね。

折りたたみMacBook用の貯金、始めるかあ、、、。

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