Gurman氏:Apple TV、HomePod、FaceTimeカメラを組み合わせたホームハブデバイスが2023年に発売

BloombergのMark Gurman氏が、2023年発売に向け、Apple TV、HomePod、FaceTimeカメラを組み合わせたホームハブデバイスが開発中と伝えています。

新たなリモコンを搭載した2021年発売のApple TV 4K

Gurman氏が配信しているPower Onでは、Apple TVの現状と戦略について伝えています。

この中でGurman氏は、今年Appleは高速なプロセッサと新しいリモコンを搭載した「Apple TV 4K」を発売したが、NetflixやAmazon Prime Videoなどのあらゆるサービスがスマートフォン、タブレット、テレビ、ストリーミングスティック、ゲーム機などで利用できるようにビジネスモデルが変化してきている2021年の状況下では200ドルで購入する正当性に欠けるとしています。

Strategy Analytics社の2020年のデータによると、ストリーミングデバイス市場におけるApple TVのシェアは2%。

Apple独自コンテンツを提供するApple TV+の収益はNetflixの1/10程度以下の22億ドル。

オリジナル映画やシリーズ物の撮影が、新型コロナ感染拡大のために延期になっていたことも現在の状況に影響を与えている様子です。

もちろん、Appleのロイヤリティ・ユーザーにとってはHomeKit、Fitness+、AirPods、iOSのリモートアプリとの統合は快適なもので、今年の後半にSharePlayとSpatial Audioに対応が予定されているものの、ほとんどの人にはアピールしないと考えているそうです。

これらのことから、Appleも現状を変えるための戦略を考えているようで、Apple TV、HomePod、FaceTimeカメラを組み合わせたホームハブデバイスを2023年頃の発売に向けて開発していると伝えています。

ハードウェアとしては、一番サイズが大きいHomePodにApple TVとFaceTimeカメラを内蔵するという構造が自然のように思いますが、単純にHomePodとテレビを有線接続するとなるとHomePodの利点がなくなるため、テレビのHDMI端子側にワイヤレス送受信機を取り付けるなどの工夫が考えられます。

でも、これだとちょっとスマートではないので、Apple製品らしい解決方法があることを期待したいと思います。




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