iFixit:iPad Pro M4、Apple Pencil Proのティアダウン
iFixitのiPad Proのティアダウン。
今のタブレットやスマートフォンは、外部ケースはネジではなく、接着剤で貼り付けられていて、その内部構造も素人がDIYで触れるレベルでは無いのは周知の事実なのですが、それでも「中身がどうなっているのか?」という興味は湧きます。
そして、真っ先に気になったのはスピーカーでした。
4スピーカーの位置は、微妙にシンメトリックにはなっていなくて、横向きで右上のスピーカーは下に下がってますね。
これって、聴覚上はそれほど影響はしないと思うし、もしかしたら、スピーカーの位置が違う影響を緩和するためのサウンド調整も行われるのかもしれないけど、いわゆる、プロ用オーディオ製品と比較するとかなーりの隙がある設計。
なにしろ、iPad “Pro”なわけですから、こういう部分も大切にしてほしいと思うんですが、開発のプライオリティはサウンドとか音響ということでは無いという証左ともいえます。
タブレットとしては音はいいだろうけど、オーディオ再生のクオリティ追求は、このレベルなのでオーディオ製品と比べてはいけません。
バッテリーもいつも通り、グルー(接着剤)のプルタブを引き抜いてから外す仕組み。
自分で交換するときには、同じ種類のグルーの用意もお忘れなく。
そして、内部のいろんなパーツを外していくと、ようやくM4が出てきます。
さらに、Apple Pencil Proもティアダウン。
Apple Pencil Proの構造は、完全に外装を割らないと見ることができません。
外装を剥がすと、Haptic Engineやマグネット、各種センサーも目視できます。
外装を壊さないと目視もできない以上、自分での修理は不可能で、もし壊れたら交換すると買い直すしかありません。
なお、AppleCare+ for iPadに入っていると、そのiPadと併用しているApple Pencil(1本)はアクセサリーとして保証が有効になります。
iPad購入時に、Apple PencilとAppleCare+に入ったのであれば、そのまま登録されると思う反面、あとで買い足したり、中古で買った場合にはどうなるのか?はわかりません。(おそらく、中古はダメなのかも。)
どうせ買うなら、最初から一緒に注文した方が良さそうですね。